SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

中国のおかげで伸びるレアアース代替素材技術

東芝レアアース「ジスプロジム」が必要なしに構成できる磁石の開発に成功したんだそうな。特に「ジスプロジム」は稀少なレアアースなんだそうで
これは中国が多く有するレアアースの価格高騰、輸出規制など、中国が不穏な動きをし出しており、「中国に依存していてはいけない」と思った企業が政府などの後押しもあって国をあげて代替技術を研究しており、早速その研究が実ったということになります。
コスト面は全く分かりませんが、レアアースが全く不要になるといいですね。
また、南鳥島レアアースが見つかったというような話があったようにも思います。

東芝は16日、熱に強い磁石を作るために不可欠だったレアアースの一種「ジスプロシウム」を一切使わない高性能磁石を開発したと発表した。鉄の配合量を従来より3〜7割増やし、焼き固める際の温度や圧力を工夫することで、高温でも高い磁力を維持できるようにしたという。自動車や鉄道、エレベーターなどのモーター向けに来年3月までに市場投入する

一方、中国とは取引せず、カザフスタンやインドなどから輸入する手はずも整っているそうです。
どの国にもレアアースの需要があるとは思えないので、中国としては「こんなはずでは」という展開だったんじゃないでしょうか。