SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

放射性セシウム摂取量、福島は東京の8倍

厚生労働省が食事からの1日の平均的な放射性セシウム量が東京の8倍である事を発表したそうです。
ただ、8倍といっても年間許容線量の1ミリシーベルトを大きく下回る0.0193ミリシーベルトということです。
 
具体的には今年の9月、11月にそれぞれの都県で食品を購入して調理、線量を計測したそうです。


年間被爆線量

東京都 0.45ベクレル
福島県 3.39ベクレル
宮城県 3.11ベクレル


ちなみに、来年4月に決められる食品の規定値は以下のようになり、影響を受けやすい乳幼児を配慮した結果となっているそうです。

1キロあたりの放射線量の規定値

牛乳 50ベクレル
飲料水 10ベクレル
一般食品 100ベクレル

平均的な1日の食生活から摂取される放射性セシウムの量が、福島県では東京都の約8倍とする調査結果を厚生労働省の研究班がまとめた

一方、一年間の被曝量としては以下のようになるそうです。


年間被爆線量

東京都 0.0026ミリシーベルト
福島県 0.0193ミリシーベルト
宮城県 0.0178ミリシーベルト


長崎や広島でも放射線の問題があった事を教科書で勉強し、近年までも苦しんでおられる方がいらっしゃるわけですが、正直、あまり実感の沸かない昔の出来事と考えていました。
それが実際に自分が不安になる要素として放射線の問題が日本を取り巻き、歴史の教科書に載る問題の渦中にいるかと思うと何とも形容しがたい気持ちになります。
どんなに時間やお金が掛かるかは判りませんけど、少なくとも何らかの指針やら方針を決めて前に進めるはずなんですけども、どうなってるんでしょうかね。
もし政権が自民党のままだったら、もしかしたらまだ何か少しでもマシな動きがあったのかもしれないなーと思ったりなんかします。