SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

文部科学省が放射線量分布マップを公開

放射性物質の分布状況についてこれまで計測してきた情報が文部科学省によって公開されました。この数値をみても正直どうしたらいいのか分かりませんが、異様に高いところに住んでいたらちょっと気が気ではないですよね。
下記は9月12日の測定結果。


下記は9月18日の東京神奈川の測定結果。

実際に下記サイトで閲覧できます。
http://ramap.jaea.go.jp
見てみると、測定日測定範囲の表示変更はもちろん、測定した航空機の奇跡や測定物質の表示などもできます。
飛散の仕方ですが、原発の近くでは平地側の数値が高く、離れると山間部の数値が高いことが分かります。また、100km位離れていても周りよりも急に高いところがあるようです。
岩手や新潟、静岡、長野あたりでも調べた方がいいと思うなぁ。

文部科学省は18日、今年6月6日から実施してきた、2011年度科学技術戦略推進費「放射性物質による環境影響への対策基盤の確立」『放射性物質の分布状況等に関する調査研究』において、「文部科学省放射線量等分布マップ拡大サイト」を一般公開した。

ちなみに、橙色のところで9.5〜19.0マイクロシーベルト/時間ですが、年間に表すと約2,000倍して50〜100ミリシーベルト(年間)と表すそうです。日本・アメリカ間を飛行機で往復すると約200ミリシーベルト被爆するそうですから、数値だけ見ればそう大きくないと言えるかもしれません。
一方、このあたりの知識に関して全くの素人なので適当なことを書いてると思いますが、放射線は体を透過し、そのときに原子に作用して電子数を変え、性質を変えてしまうわけですよね。
日頃普通に生活していても受ける放射線やレントゲン、CTスキャンで使われるX線などそれらも常に危険なわけで、確率論的に害が及ぶ可能性が低い=大丈夫としている点が根源にありますよね。
さて、結論として何か言いたいわけではないのですが、まぁこんな測定結果を見せるのもいいけども、対策を行うべき人がなんらかの対策を行って欲しいもんです。