中川財務相、ほろ酔い会見

いやぁ、これは恥ずかしい失態。
イタリア・ローマで開かれたＧ７主要７カ国財務相・中央銀行総裁会議で会見を行った中川さんですが、意識朦朧として記者団からの質問にまともに答えられなかったんだそうな。
日本の代表ですよね……。これはダメだ。

１４日夕、中川氏は白川方明・日本銀行総裁らと記者会見に臨んだ。「昨日夜から」と切り出した中川氏の口調は終始はっきりせず、スピードもゆっくり。時折、目を閉じるなど、眠気をこらえている様子だった。記者団から「反保護主義という議論があったと思うが」という質問をされたが、答えずじまい。かみ合わないやりとりに、記者団には戸惑いが広がった。

「薬の飲み過ぎ」と釈明しているそうですが、お酒も薬も変わらないよ。大事な会見でグデグデになってしまったのは失態と言うほかに何も言葉が見つかりません。
百歩譲って体調不良だとしてもしょうがないので欠席するとか、代理を立てるとかした方がまだマシだったんじゃないでしょうかね。

中川財務・金融相は１６日、ローマであった主要７カ国財務相・中央銀行総裁会議（Ｇ７）後の記者会見でもうろうとした状態でかみ合わないやりとりを繰り返した問題で、国会内で記者団に「風邪などの薬の飲み過ぎだった」と釈明した。政府・与党内からも批判が出ており、野党は中川氏の辞任を求める構えだ。

早速、中川さんの責任を追及する動きがあるんだそうな。
民主党からは「国益の損失は計り知れない」と言われていますが、少なくとも笑いものになっている事は確かです。あれは見ていられない。

中川財務・金融担当相がもうろうとした状態でローマでの記者会見に臨んだ問題について、民主党は１６日、国会内で幹部らが協議した。「国益の損失は計り知れない」として、中川氏の罷免・辞任を要求。麻生内閣が応じなければ、財務・金融相問責決議案を野党多数の参院に提出する方向で野党内調整に入る方針を確認した。

さっぱり悔い改めない麻生さんにも呆れますが、麻生政権としてみてもぐだぐだですね。だんだん小沢さんの言うこともまともに聞こえてきました(笑)。