SDDライトが100倍速くなるExtreme FFS
米サンディスクがSSDのアクセス速度を最大100倍にするExtreme FFSというファイルシステムを発表したんだそうな。
ファイルシステムは古くはフロッピーディスク、ハードディスクと回転するディスクをシークヘッドが読み取る仕組みで成り立っているため、どんな場合でも唯一1本のストリームしか読み込む事が出来ず、それを効率的に読み取るように出来ています。
具体的なアルゴリズムはよく分かりませんけども、本来パラレルにダイナミックメモリアクセス(DMA)が可能なフラッシュメモリの本領を発揮させるためには、従来のファイルシステムではいまいちだったという事になるかと思います。
フラッシュメモリのSanDiskが、SSDを大幅に高速化させるとうたう新ファイルシステム ExtremeFFSを発表しました。ExtremeFFSはデータの論理位置とメモリ上の物理位置の対応を固定せず効率的に書き込むページベースのアルゴリズムにより、HDDを前提とした従来のファイルシステムのオーバーヘッドを省きランダム書き込みで最大100倍の速度向上を実現するというもの。
でも、平均的にどれくらい速くなるかは微妙なんじゃないかと思います。
最大100倍と言ってますが5〜6バイト言ったところ何じゃないでしょうか。適当な想像ですが。
余談ですが2006年にサムスンが「ハードディスクはSSDに取って代わり無くなる」と豪語していましたが、急激にSSDは値下がりしてきておりコンパクトフラッシュ並になってきています。需要が増えればますますSSDは増え、ハードディスクは本当になくなってしまうのかも知れません。