SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

「ムーアの法則」今度こそ限界!?

これまで幾度となく「ムーアの法則も限界か!?」とされてきましたが、いろんな技術により、なんだかんだいって守られてきたわけです。
Pentiumの130ナノプロセスの辺りから言われてましたもんね。
チップを小型化する際のメリットはなんと言っても消費電力の減少です。それからダイサイズの小型化。
また、小型化で難しいのは絶縁技術。ようは電子回路なんですけども、電子が絶縁材を通り越してしまったら何の意味もありません。
すでに45ナノプロセスでは、原子数個分といったオーダーの壁で絶縁しているみたいです。

「25ナノメートルの時代には、不揮発性メモリの新しい構造が必要となるだろう」とマイクロチップ製造ツールの世界最大のサプライヤーであるApplied MaterialsのCEO、マイク・スプリンター氏は語っている。

IBMが開発した、現行のNANDメモリの500倍高速で消費電力も半分以下、そして20ナノプロセスも可能とされるNANDメモリに期待です。
昔、64MBのメモステを1万円で買った記憶がありますが、今1万円で2GBくらいのを買えちゃいますよね。32倍ですよ(笑)。