SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ルートビアを飲んでみた

薬っぽい。
ばんそうこうの味。
サロンパス風味。
……様々な噂のあるルートビア。(知ってますか?)
これまでSATOXは飲んだことがなかったのですが、「是非是非」と言われて飲む機会に出会ったワケなのであります。嗚呼、巡り会い、宇宙(そら)。
飲んでみた感想……というか初めに出てきた言葉は「おおぅ。なんだこりゃ!」
確かにばんそうこう。鼻腔を突き抜ける薬のような強いニオイ。そして飲んだ後も決してなくならないサロンパス風味。……そんな炭酸飲料。
飲んで味を分析してみると、何だか線香と同じヨモギのようなものを感じ、さらにバニラのような後味がありました。
驚くべき事に、アメリカにある自販機では「ルートビア」が必ずといいほど入っていて、買うことが出来るのです。
果たして、こんな薬のようなルートビア。いったいどんな飲み物なのか転んでもただでは起きないSATOX、調べてみるのだ。

ルートビアの原料

1919年、アメリカ、カルフォルニア州でのこと。
ロイ・アレンは、病気の友人を元気づけるために、オリジナルヘルシードリンク作りに取りかかりました。そして、14種類以上の薬草の樹皮や根のエッセンス調合を繰り返し、ハーブをたっぷり含んだ口あたりの良いドリンクを完成させました。

A&Wのページによるとハーブをたっぷり含んだ飲み物とのこと。ハーブであれば薬っぽい味もまぁ納得できます。ホントにハーブであれば(笑)。
具体的には、以下のような材料みたい。

オールスパイスコリアンダー、ジュニパー、トウリョクジュ、甘松、ウメガサソウ、ホップ、クローバー、カバノキ、シナモン、ショウガ、タンポポメープルシロップ、ハチミツ、バニラ、などなど。

原料はまちまちで、銘柄によって違うみたい。

■ルートビア - Wikipedia

ルートビアの銘柄
でね、特筆すべき点はまずルートビアは各ご家庭で作られる、庶民的な飲み物であるということ。さらに、アメリカ国内で飲料市場3%のシェアを誇るかなり普及した飲み物であるということがわかりました。
また、銘柄もいろいろあって、以下のような種類があるんだって。

A&W、Dad's、Hire's、IBC、Iris、Mug、Barq's、黒松沙士

ちなみに、A&Wが最もおいしいルートビアなんだそうな。A&Wとは、国際的に展開しているハンバーガーショップなのだ。

ルートビア、名前の由来
ルートビアはノンアルコールである。ただの甘味飲料。
では、なぜ「ビール」の名がついているのか。それは、その昔、禁酒法が交付された当時、ノンアルコールのビールとして売り出されたからだそうな。う〜ん、歴史のある飲み物なんですねぇ。

今回SATOXが飲んだのはMUG。ちなみに、ダイエーのSAVINGコーラのように、各大手スーパーブランドのルートビアもあります。例えば「Safeway Root Beer」などね。
ともかく、まぁ予想に反して身体によさそうな飲み物であるということが分かってちょっと一安心。
実はSATOX、そんなに嫌いじゃないですよ、ルートビア(笑)。

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