はてな対mixi!?起業家トーク
「New Industory Leaders Summit 2005 Summer」というイベントで、「はてな」と「イー・マーキュリー」の取締役がトークをしたんだって。つまり、「はてな」と「mixi(ミクシィ)」。
SATOXは「はてな」と「mixi」ユーザなのでその違いと申しますか、「はてならしさ」「mixiらしさ」は心得ているつもり。
一方、折しもどちらの起業家も29歳。こんなに若くして会社を立ち上げ、成功しているのを見せられると、ちょっと悔しさを感じずにはおれません。出来る人間はやはりどこか違うんでしょうかねぇ……。
以下、なかなか面白い記事です。
New Industory Leaders Summit 2005 Summerのセッション「注目ネット企業 若手起業家のライブフリートーク!」では、ブログの他、ユニークなサービスで注目されているはてなの代表取締役、近藤淳也氏と、SNSを中心とした各種サービスを提供するイー・マーキュリー代表取締役の笠原健治氏によるトークが展開された。
それぞれの情報をまとめてみました。mixiは最終ログイン3日以内のユーザーが7割。2005年3月から黒字に転じたそうな。
サイト | 会員数 | ページビュー/月 | 主な収入源 |
---|---|---|---|
はてなダイアリー | 16万人 | 2億8000万 | 個人課金、バナー・アフィリエイト広告、企業向けシステム提供 |
mixi(ミクシィ) | 100万人 | 12億6000万 | バナー広告、個人課金、アフィリエイト |
いや、はてなを特にひいきするわけではないんですけど、はてなの近藤社長のお話をよく聞くので、ご紹介。
2000年。淳也さんは大学院を中退して写真家専業に。2人は2LDKの古いアパートで、一緒に暮らし始める。
淳也さんが「人力検索はてな」の構想を語りだしたのは、その年の冬のことだった。
起業前からのお話なんですが、元々はカメラマンだったんだって。
また、Nifty「ココログ」を開発したプログラマが「はてな」に入社したそうな。
ニフティ時代、早期にブログを提案するも却下。社長が替わり、社長に直接直訴したことによって「ココログ」が誕生。このとき、大企業のハンドリングの鈍さを知ったそうな。
少数精鋭、自分の意見が社内に響く環境というのが重要なのかもしれません。