ディスカバリー、宇宙へ

日本人野口さんを含む７人が宇宙へ飛び立った。
ディスカバリー(STS-114)。

Liftoff!
Discovery rocketed into the skies above NASA's Kennedy Space Center today, returning the Shuttle fleet to flight after more than two years of hard work by the entire NASA team.
The seven-member STS-114 crew wil test new safety procedures and deliver supplies and equipment to the International Space Station.

地球外に飛び出すには地球の重力から脱出しなければならない。このときの速度の事を「第2宇宙速度」というのですが、その速度は秒速十数キロメートルに達しないといけないわけです。物体が１秒で10km動く速さ。とてつもない速さだ。この速度を超えないと、地球の重力に負けて地上に戻ってきてしまうんです。
７人の搭乗員とオービタと呼ばれるペイロードを地球の引力から脱出させるため、オービタの体積の数倍もある燃料を燃やし尽くします。そして、空になった外部燃料タンクともう必要のない２つのブースターが捨てられるわけです。

チャレンジャーのようなリフトオフ時の事故はありませんでしたが、コロンビアのような大気圏突入時の事故がない事を祈ります。国際宇宙ステーション接続時やスペースデプリ事故など宇宙って怖いですなぁ。
　
あ。

外部燃料タンクから、破片のようなものがはがれ落ちたように見える画像が、同タンクに設置されたカメラで撮影された。