SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

15日に地球をかすめる小惑星「2012 DA14」

2月15日に推定15万トンと質量のある小惑星「2012 DA14」が地球をかすめるんだそうな。
インド洋付近を最短約3万キロまで近づくそうで、NASA観測史上でも最も近い接近だそうです。
地球の大気圏は約100kmほど。
地球の重力圏を周期する人工衛星にぶつかる可能性は低いそうですが、月と地球の距離である約38万キロの範囲を通過しますので、かなりの接近と言えるかと思います。


今回の接近では何も地球上に影響はなさそうですが、もし仮に地球に衝突したとしても、あまり影響はなく、大気の放出や衝撃波、津波などの規模も小さいようです。
記事によると、毎日100トンの彗星や隕石が地球の大気圏で燃えているんだそうですよ。

■2012 DA14 - Wikipedia

直径約45メートルの小惑星が米国東部時間15日に地球の近くを通過する見込みだ。危険を及ぼし得る天体としては、米航空宇宙局(NASA)の観測史上、最も地球に接近するとみられ、天文学者らは慎重に観測を続けている。

6600万年前、メキシコに衝突した小惑星が恐竜を絶滅させたとする説が有力です。
地球と衝突すると、(質量、速度によりますが)高熱を生み、生物の生存はもちろん、海なども完全に蒸発、気化した溶岩や雲などが地球全体を覆います。その後冷やされても雲は残り、太陽の熱を遮って氷河期が来たというものです。
衝突する力の量によっては、大気なども宇宙に放出されたり、鉱物が宇宙に放出されそのうち月のような衛星が出来たり、ぶつかる相手が地球と同じ力の場合は双方散り散りになって雲のようになってしまうようです。
次に「2012 DA14」のような小惑星が接近するのは1000年以上後みたいですけども。