SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ディスカバリー、最後の打ち上げ

スペースシャトルには愛称の付けられた機体が7機、現存5機あることはご存知でしょうか。
複数のシャトルは不慮の事故で帰還できなくなった場合の予備に使われたり、打ち上げ回数を増やすために作られています。
スペースシャトルの一覧は以下の通り。

エンタープライズ 実験機。
コロンビア 宇宙へ始めていったシャトル
チャレンジャー 爆発事故を起こした機体。
ディスカバリー 4番目の機体。
アトランティス 5番目の機体。
エンデバー 6番目の機体。
コロンビア 帰還時に空中分解事故を起こした機体。


んで、「スペースシャトルは繰り返し使える」というすばらしい目的で作られたのですが、結局の所、安全性を保ったまま維持するために大きなコストが掛かかっており、ほぼ使い捨ての通常ロケットで打ち上げた方が安く安全であるという結論に至っています。
ロシア製のシャトル(ブラン)も開発されましたが、実験段階で計画は中止されたという経緯もあります。
………というわけでスペースシャトルは退役を迎えつつあります。

NASAは1月13日(米国時間)、スペースシャトルディスカバリー号(STS-133)」の打ち上げを米国東部標準時間2月24日16時50分(日本時間25日6時50分)に設定したと発表した。STS-133の打ち上げは昨年11月から延期されていた。

ディスカバリーの最後の打ち上げは昨年に問題が見つかり延期となっていましたが、その問題を解決し2月24日に打ち上げられるそうです。ミッションはSTS-133。
また、エンデバー(STS−134)も延期となり4月19日に打ち上げられるそうです。そしてエンデバー(STS-135)が最後のスペースシャトルの打ち上げになるそうです。
なんだか寂しいものです。
ちなみに、これらのミッションは国際宇宙ステーション(ISS)の建設が主な内容となります。