SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

亡くなってしまった

会社で大変よくしてくれた上司が亡くなってしまった。
 
入社当時からエライ役職で、某大手ゲーム会社に出向となったときも一緒だったし、アメリカ・サンフランシスコ勤務になったときもいろいろと面倒を見てくれた上司でした。
 
少し前まで、SATOXがちょっと体調を壊し気を病んでいると、心配して頂いて「今度飲みに行こうぜ」なんて言われていました。そのお誘いを何となく「今週は忙しいんで……」なんて断ってから間もなくの入院。
しばらく経ち、先日、ご自宅へお見舞いに行ったのですが、ベッドの上でこちらの様子を見ることもなく呼吸はしているものの意識はなく寝たきりの状態。
 
体格のよかった上司はすっかりやせ細り枯れ木のようになっていましたが、冗談の好きな彼がいつ「冗談でした!」といって飛び起きるのか、「もしかしたら」「もしかしたら…」という希望がなぜか捨てきれませんでした。
 
今日、未明に息を引き取ったそうです。
 
きっと何が変わるわけでもないと思うのですが、少なくともSATOXに「あの時、飲みのお誘いを断らず、飲みに行っていれば」という後悔が残りました。
 
奥さんからとても愛されており、献身的に介護されていました。そんな優しい奥さんを残し、いろいろ悔いはあったかと思いますが、彼はとても幸せだったのではないかと思います。
まだ50代。まだまだですよね。とても残念です。



余談なのですが、Twitterで一時期仲の良かったお友達がガンで亡くなりました。
詳しい情報はなくて、本当に亡くなったかどうかは分かりませんが、当時末期ガンで治療はしておらず、余命いくばくかということは話していました。
夜も痛みに耐えられず、眠れないんだそうで、そんなときTwitterにたどり着いたそうです。
 
Twitter的には亡くなる前にちょっとしたことでケンカ別れしてしまったのですが、その後ツイート数が減り、Twitterアカウントも亡くなってしまった今、恐らく亡くなってしまったんだと思います。
 
もっと自分が若い頃は「死」に対する考えが希薄でしたが、特に自分に近い人が亡くなったり、自分の体調が悪くなったりしてくると、例えば明日自分が死んだり、両親が死んだりということが現実のものとして予告なく訪れることが嫌でも現実の話として訪れるかもしれませんよね。

話はまたすっ飛ぶのですが、先月、スカパー!で無料放送が楽しめたため、ヒストリーチャンネルでいろいろな飛行機事故のドキュメンタリーをやっていて、趣味が悪いんですがそんな番組が好きなんでガンガン観てました。
例えば、飛行機のピトー官のフタを取り忘れたまま離陸し、機体の計器に異常をきたしたことから墜落、300人の命が無くなる、空中でエンジンが雨で水浸しになりストール、これまた300人が犠牲になる、なんていう飛行機墜落事故のお話。
 
何が言いたいのかというと、楽しい旅行の帰りに飛行機が墜落して死んでしまう、なんてことが身近にあるわけです。(ちなみに、自動車事故で死亡する確率の方が圧倒的に多いです)
 
長く生きていればそれだけ死のサイコロを振る量は増えていき、死に直面する確率はどうしても増える傾向にあります。
SATOXもまだまだ若いですけども、もうそろそろ死に対する何らかの準備はしておかないと行けないのかなぁと思ったりしてる今日この頃です。
お金が貯まる一方なんですが、良い家を買ったり、車を買ったり、はたまた新しい事業を起こすとか、なにか有意義にお金を使わないと行けないなぁと思ってます。……なんて書くと悪い人が集まってきそうですが。