JAL年金、OB3割、現役5割減
まぁSATOXは当事者ではないので好き勝手なことを言えるわけですが、JALの年金について経営陣からOBは3割、現役は5割減額になることが発表されたんだそうな。
個人的には当然の結果だと思います。
■1日10億円の赤字
どんなことがあろうと1企業であり、企業が決めた年金給額を守るために税金が使われるなんて言うのはとんでもないことだと思うわけです。そんなお金を年金として受け取ったとして、上を向いて歩けるのかと。OBにだって少なからずこうなってしまった責任はあるでしょう。そもそもJALはお国から民間化された会社で、未だに経営努力が足りない会社であることは残念ながらANAと比べると明らか。天下りの横行や各界の力添えなど政界、官界との癒着が切れていないわけです。
JAL | ANA | |
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2005年乗務員給与 | 714万円 | 526万円 |
2009年乗務員給与 | 588万円 | 473万円 |
JALの方が平均年齢が高いそうなんですが、それにしてもどうして儲かっていない企業の給料が高いのか。石油の高騰や新型インフル、鉄道との競争などいろいろな理由はありますが、そもそもサービスの低下、整備不良による事故の多発などなど、JALの墜落ぶりは顕著に表れていました。
■またJAL機で問題が - SATOXのシテオク日記
2009年度4-9連結決済
JAL | ANA | |
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売上高 | 8,597億円 | 6,118億円 |
営業利益 | -957億円 | -282億円 |
経常利益 | -1,144億円 | -415億円 |
純利益 | -1,312億円 | -253億円 |
説明会後に会見した西松遥社長によると、現役社員の給付額を5割、OBは同3割減とし、全体で4割と大幅に削減する方針を提案した。
日本の一企業としては応援したいところですが、暗躍している部分を知ってしまうと、「じゃあ倒産してしまえ」とは日本としても金融不安をあおるだろうし、5万人近い授業員もいるので思わないんですが、とにかく素直には応援できませんよね。