SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

新たに尖閣の歴史資料見つかる

1617年の「皇明実録」という明王朝(中国)の資料によると、その中に尖閣諸島は明に属さないとする資料が見つかったんだそうな。中国は1539年代の資料から、魚釣島などが明の領土だったと主張していますが、それを覆す中国歴史の資料となります。
日本政府は尖閣諸島が「無主地」であることを確認したうえで、1895年に日本に編入したと主張しているわけです。
ちなみに、1919年に尖閣諸島に住む日本人が中華民国の漁師を助け、中華民国側から日本人に対して贈った「感謝状」というものも実在しています。さらに最近の資料なので、中国が尖閣をどのように考えていたかとても分かりやすい資料だと思います。
日本が尖閣諸島を調査し、資源がたくさんあることを発表してから中国が領有権を主張しだしたのも明らかですが、いろいろな資料などからみても日本側が有利だと思います。



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中国の明王朝の公式日誌「皇明実録(こうみんじつろく)」の中に、明の地方長官が日本の使者との間で、明の支配する海域が尖閣諸島沖縄県)より中国側にある台湾の馬祖(ばそ)列島までと明言し、その外側の海は自由に航行できるとした記述を、長崎純心大の石井望准教授(漢文学)が見つけ、21日午前に長崎市内で記者会見して明らかにした。

こういうのって政治的にはとても難しい問題で、双方主張を曲げるわけには内外的に適わず、なにかとても大きな力で決めない限り、解決は無理と言っても良いかもしれません。国際司法裁判所とか、(乱暴ですが)戦争とか……。
日本の敗戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が沖縄や尖閣諸島小笠原諸島竹島などを日本の行政から除外しました。この事柄がその後の領有権を曖昧にし、韓国や中国につけいる隙を与えてしまったと言えます。つまり、アメリカがこれらの問題に関わっているんです。