SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

H-IIA 21号機の打ち上げ成功

本日5月18日、H-IIA 21号機の打ち上げに成功、搭載された衛星も無事に衛星軌道に投入できたそうです。
ロケットの構成はH2A202型でSRB2基で最もシンプルな構成ですが、フェアリングは4/4D-LCという細く長いペイロード
搭載された衛星は「観測衛星しずく」、「技術実証衛星SDS-4」、九州大学の「鳳龍弐号」、そして韓国の「アリラン3号」です。
商業衛星としての第一歩を無事に踏み出しましたね。でも、もしこれで失敗していたら、なんかまた不本意な韓国からの中傷があったかもしれませんから、ホント良かったです。

鹿児島県の種子島宇宙センターから18日未明に打ち上げられたH2Aロケット21号機は、初めて海外から受注した韓国の衛星を含め、搭載した衛星4基がいずれも予定軌道に入った。初の商業打ち上げは成功し、衛星は順調に飛行している。

商業用ロケットとしては、ヨーロッパの「アリアン5」が大きなシェアを持っていますが、H-IIAの打ち上げ能力ではコスト的に不利で、打ち上げ能力とコストとの兼ね合いでアリアンに対抗できるのはH-IIBなんです。ちなみにH-IIBは現時点でこれまで2回打ち上げられており、成功率は100%です。(H-IIAはこれまで1回失敗しており、成功率95.2%)
ロケットと言えば、スペースシャトルが退役した今、アメリカでは安価のロケット開発が急がれていますが、明日ファルコン9が、この6月にアンタレス1号機が打ち上げられる予定です。