超高速インターネット衛星を搭載したH-IIA 14号機が本日打ち上げられ、無事に衛星軌道に衛星を放出できたんだそうな。つまり成功。6号機で2度打ち上げに失敗してから8回連続の打ち上げ成功。すばらしい。
今回の衛星は「きずな」と命名され、英名は「WINDS」。このインターネット衛星を使えば家庭用のアンテナであれば最大155Mbps受信・6Mbps送信ができるそうで、大型のアンテナを使えば最大1.2Gbps程度の速度のインターネット通信が可能なんだそうな。
また、日本国内だけではなく東南アジア地域向けのアンテナも装備しているんだそうな。
超高速インターネット衛星「きずな」を搭載したH2Aロケット14号機が23日午後5時55分、鹿児島県種子島の宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターから打ち上げられ、予定の軌道への衛星投入に成功した。打ち上げは強風や警戒海域内に船舶が入ったことで予定より1時間35分遅れだった。
ちなみに、今回のH-IIA 14号機は大型ブースター2基、小型ブースター4基という構成のH-IA 2024型で衛星の重さは4.85トン。きく8号の時は大型ブースター4基構成のH-IIA 204型で衛星の重さは5.8トンでしたので、そのときよりは小規模と言えるかと思います。
んで、さらに三菱重工はコスト削減のため小型ブースターを廃止しようとしているようなので、もしかしたら2024型はこれで最後かもしれません。