節電、してますか? ←いい声で
今回はちょっと小ネタなのですが、また「所さんの目がテン!」でちょっとしたお話があったのでご紹介します。
■冷蔵庫の透明ビニールのれんは節電に効果的?
会社の冷蔵庫にはドアを開けたところに透明のビニールの「のれん」のようなものが掛かっており、節電してるなぁと思っていました。このビニールがあることで冷気を逃がさず、温度を下げるための電力が少なくてすむということで、なんの疑いもなくそう思っていたわけです。
ところが、目がテンの実験では、透明ビニールを使っている方が実際の電気消費量が多かったとのこと。
行った実験はいろいろな品物を冷蔵庫に入れ、スタッフが指定した品物を取り出す作業を1時間の間に繰り返した電力を計測しました。
結果、行った実験2回とも、透明ビニールを使った時の方が消費電力が上回ってしまったとのことです。
これは、ビニールが目隠しとなって、目的の品物を見つけるまでに時間が掛かり、結果として冷蔵庫内の温度が下がってしまったからということだそうです。まぁ確かにねぇ。すっかり品物の場所がわかっていれば良いのかもしれません。
それにしても1つ問題があり、透明ビニールを使っているとドア側の温度がなかなか冷えず、冷蔵機能が下がってしまうんだって。これもそりゃそうだ、という感じです。
もういっそのこと、冷蔵庫の中に人が入れるくらいの大きさになっていればドアを開けっ放しにしなくてもすむのにね(笑)。
■エアコンの「除湿」は「冷房」よりも省電力?
どうしても暑いというとき、やっぱりエアコンを使ってしまうのですが、「冷房」にするよりもなんとなく「除湿」にしてました。まぁ気持ち消費電力が低いのではないかという想像。でも、多くの人もそういう風に思っているんだそうです。
ところがですね、ほぼすべてのエアコンで「除湿」の方が消費電力が圧倒的に高いんだそうです。
表にしてみるとこんな感じ。
冷房機能 | 除湿ヒーター | |
---|---|---|
冷房 | 稼働 | 非稼働 |
除湿 | 稼働 | 稼働 |
それもそのはずで、除湿するには除湿用のヒーターが稼働するんだそうです。
つまり、「冷房」よりも「除湿」の方が消費電力が高いとのことです。