有機ELディスプレイ(OEL)の基盤技術を数社が共同で開発していく事を発表したんだそうな。
参加企業および研究所はソニー、東芝松下ディスプレイテクノロジー、シャープ、住友化学、出光興産、産業技術総合研究所、長州産業、JSR、島津製作所、大日本スクリーン製造、日立造船。メーカーで言えば、ソニー、東芝、松下、シャープが有機ELの基礎技術を研究開発していくという事になるわけです。日本の技術屋としての底力を見せて欲しいですね。
ちなみに、2012年までの５年間という期間が設けられており、３５億円近い投資を行うそうな。
ソニーや東芝松下ディスプレイテクノロジー、シャープ、出光興産など11社/研究所は10日、大型有機ELディスプレイの基盤技術を共同で開発することを明らかにした。40型のフルHDパネルで、消費電力40W以下など、2010年代後半に40型以上で、低消費電力の有機ELを量産実用化することを目指す。研究開発期間は2008年から2012年までの5年間。事業費は年間約7億円を目安としている。
主に以下の研究を行うんだそうな。さっぱり分かりませんが(笑)。
・低損傷大面積電極形成技術の開発
・大面積透明封止技術の開発
・大面積有機製膜技術の開発
・大型ディスプレイ製造に向けた検証
