SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

東京メトロ、7月から昼の駅構内冷房を停める

SATOXさん、常日頃からこの日記は後でSATOXが見直したときに「こんな事もあったわー」なんて言って見返す事が出来たら面白いと思うし、まぁたまたまこのブログにたどり着いた方が少しでも楽しんでいただけたら〜と思ってます。
というわけで、ここ最近の近況。
3月11日に発生した大きな地震の影響が決して忘れることはないほど爪痕が残っています。
被災者の方の多くは家を無くし避難所生活をしていたり、福島の原発の冷却機能が回復しない状態は未だに続いており、放射性物質が地上はもちろん、海上や地下水まで広い地域に巻き散らしている非常事態です。
まったく今でもひどい状態なわけです。
神奈川県に住むSATOXも通勤では、冷房を押さえ8割に運転数が減った電車に乗り、会社内では冷房を押さえているのはもちろん、蛍光灯数を減らすなど、供給の減った電力に対して節電対策が日常的に行われています。
んで。
今よりもさらに気温が高まる夏に向け電力需要が上がることが懸念されており、いろいろな会社が節電のための対策を発表しています。
東京都内や首都圏を走る地下鉄である東京メトロは7月から多くの駅で12:00〜15:00の間は駅の冷房を停止するんだそうです。

東京メトロは15日、7月からの節電対策として、正午〜午後3時に大半の駅の冷房を止めることを明らかにした。秋葉原駅市ケ谷駅など利用客の多い約40駅については、例外的に停止時間を半分の1時間半にする。運転本数は現在と同じく、平日の日中について通常より約2割減らす。

一方、駅構内や電車内の冷房温度は、現在の温度から2度下げ、例年通りの29度にするそうです。
まぁこの先どうなるかは分かりませんが、需要と供給のうまいところを見分けて臨機応変に対策を行っていくことになるんじゃないでしょうかね。
さて、以下余談です。
最近「反原発」とかいってデモ運動などが行われています。原発の迷惑さは近隣の方はもちろん、日本の経済活動といった面でも実際に多大な影響があり、まったく以て弁解しようのない状態だと思います。
それにしてもSATOXが思うに、ただただ原発反対と言っていてはダメだと思うんです。
原発を無くすにはまず何をするのか。何をしたら原発を無くすことが出来るのか。原発がないときに電気をどう作るのか。原発以外に電気を作るために具体的に何を作り、そのコストはどう捻出するのか……。
偉そうなことを言うつもりはありませんが、その辺りも含めて訴えていかないといけないんじゃないかなぁと思います。
更に余談ですが、2006年のワールドカップを視聴する影響で、280万キロワットの電力需要が増えた、という記事を書いたことがありました。

■ワールドカップ、原子力発電所2個分 - SATOXのシテオク日記

この先、こういう大きなイベント事もちょっと気にしないといけないのかもしれませんね……。