シャープが液晶パネル用の新素材について、世界初の実用化を行うと発表したんだそうな。
新しい素材には、アモルファスシリコンから酸化物半導体(IGZO)が用いられる事になるそうですが、メリットとしては画素数の高細化や低消費電力が実現するんだって。
現在使われている生産ラインを少しの改良のみで利用することが出来るそうで、コスト面でも有利な模様です。
シャープは21日、スマートフォンなどに使う中小型液晶パネルの材料として酸化物半導体(IGZO)を世界で初めて実用化すると発表した。
IGZOを使った液晶パネルは中型や小型向けになるそうで、シャープはスマートフォンを精算するメーカーやiPhone向けに交渉を進めているそうな。
日本では震災の影響でパネル消費が落ち込んでいるそうなので、それを解消する意味でも消費が進むと良いですねぇ。
IGZOについて少し調べてみたのですが、透明アモルファス酸化物半導体(TAOS)の一種で、各元素InGaZnOxからIGZOを名付けられているようです。特に電気特性が優れていることから消費電力が少なく、バッテリーの長寿命化に寄与しそうです。