パイオニアが薄型テレビ事業から撤退することを発表したんだそうな。(ただし、パイオニアのサイトを調べたらパイオニアからは何も発表していないそうで、2/12に発表するとのこと。まぁ間違いなくテレビ事業撤退でしょう。)
一時はプラズマテレビといえばパイオニアといった形で一世を風靡していましたが、日立に押され、パナソニックに取って代わられました。
プラズマ事業を諦め、パナソニックからプラズマパネル、シャープから液晶パネルを調達してテレビ事業を存続していくニュースはかなり前から発表されていましたが、それすら取りやめテレビ事業自身から撤退する事になったようです。
プラズマ方式の優位性は確かにありましたが、液晶方式の記述革新はすさまじく、大型化やハイコントラスト化、ハイリフレッシュレートなど、小消費電力を含めプラズマを凌駕しているの現状があります。
パイオニアが有利に戦って行くには、ちょっと武器が足りなかったのかも知れませんね。
パイオニアが薄型テレビの生産を中止し、赤字のテレビ事業を大幅に縮小することが7日、分かった。約4万人のグループ従業員を数千人規模で削減することも検討している。12日に発表予定の経営再建計画に盛り込む方針だ。得意とするカーナビやカーオーディオ分野に集中し、5期連続赤字の見通しとなった経営の立て直しをはかる。
パイオニアはDVD関連機器事業もシャープとの出資会社に分離し、カーナビなどの事業に集中するんだそうな。いちおうシャープと業務資本提携をしているパイオニアなんですけども、大丈夫なんでしょうか。