SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

全国の放射線測定結果

大変気になる福島の原子力発電所の問題についてですが、全国の放射線の測定結果をグラフ化したサイトが公開されています。
これは文部科学省が日々公開している放射線の測定結果をグラフ化したものです。

■全国の放射能濃度一覧

放射能濃度」は正確には何か間違っているような気もしますが、まぁ気にしないことにしましょうね。

また、比較的事故が起きた場所の近くに居られる方は気が気ではないかと思いますが、現時点では全くと言っていいほど問題はないようです。

肝心な福島の値が分かりませんが、3月16日8時37分、3号機での水蒸気流出によるものか、各地で最大1マイクロシーベルト/1時間の放射線が観測されています。この量はずーっと一定の1μSv/hの放射線が出ていたとして、年換算しても24x365=8760マイクロシーベルト。1回CTスキャンの被爆量と変わりません。
過去、東京電力東芝などが原発での事故を隠していた事があったため、県などは周囲の放射線量を測定し監視しているわけです。
ちなみに、渋谷にある電力館でも放射線量を1時間毎に公開していますが、約40ナノシーベルト/1時間を保っています。40nSv/h=0.040μSv/hです。

■福島第一原子力発電所事故 - Wikipedia

さてさて。
原子力発電所について海外でも危険性についての議論が盛んになっていて、「原子力発電所を全て停止しろ」なんていうヒステリックな意見もあるようです。
個人的には原子力とうまく付き合っていかないと、少なくとも資源が乏しく狭い日本の環境ではこのままもしくはこれ以上の生活は実現するのは困難だと思います。
調べてみたところ、福島第一原子力発電所の総電気出力は約470万キロワット。
川崎の火力発電所が2009年の時点で総出力約150万キロワット。
その施設をいくつも増やせば良さそうな気もしますが、火力発電は今後の地球環境を確実に脅かす二酸化炭素を大量に排出しています。(低CO2技術に取り組んでます) また、ダムを使った水力発電はもちろん、海の波や流れを使った発電やソーラー、風車、地熱、廃棄物もありますが、出力数が全然違うんですよね。
また、関東・東北で計画停電があるものの、それでも現在電気を使うことが出来ているのは原子力発電所の活躍がなくてはならないわけです。
原子力サイコー!なんて思いませんが、日本は原子力とうまく付き合っていく必要があると思うわけです。
以下、原子力発電所

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以下、火力発電所

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以下、水力発電所。

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余談ですが、原子力、核エネルギーなんて危なそうで高度な技術を使っていますが、やっていることは、それでお湯を沸かしてタービンを回しているだけなんですよね……。
現在の熱エネルギー以外のエネルギーというと魔法しょ(x_x\~バキッ☆