SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

明治村に行ってきた その2

はいな、明治村に行ったというお話の続きです。
モーニングも堪能し、犬山城にも登り城主となったところで今回の旅のメインであるところの「明治村」に向かいますよ。
正直に言おう。
明治村」ってなに?
……そう、全く知りませんでした。

■博物館明治村公式ホームページ

明治村というのは明治の文化をそのまま、または出来る限り当時のまま移設したテーマパークなんです。なもんで、子供がものすごく楽しめる場所ではなく、結構大人のテーマパークと言えるかもしれません。
札幌電話交換局や京都の聖ヨハネ教会堂、夏目漱石の住宅などなど、67件の建物があります。また、園内には蒸気機関車ボンネットバスなども走り回っており、情緒たっぷりです。
 
蒸気機関車で東京から京都へ
入り口のある北口から5丁目〜1丁目と分かれており、5丁目〜4丁目間は蒸気機関車が走っています。5丁目はとうきやう駅、4丁目はきやうと駅なんです。
実際にこの蒸気機関車12号は1874年(明治7年)にイギリスから輸入されたもので、新橋〜横浜間を走っていた物なんだそうです。100年以上前の機関車がまだ動いているのはすごいですね。

客車も当時のまま。木と鉄でできた三等客車です。

乗り心地も決して良くはありませんが、明治時代のサラリーマンが乗っていた客車だと思えば感慨深いです。
機関部は方向転換するために客車から切り離され、回転する線路上で人間の手で方向を変えて運転していました。方向を変えるのも1つのイベントですね。
 
市電にも乗る
こちらは京都市電。

日本初の市電は明治28年(1895年)に開業した京都市電なんだそうです。初老のかっこいいおじいさんが運転していました。

運転のアクセルをよく見てみるとLONDONの文字。こちらもイギリスから輸入された電車のようです。

 
品川灯台
明治3年(1870年)に建設された品川灯台で、国の重要文化財に指定されています。

大変小振りでかわいらしい灯台ですね(笑)。
 
大井牛肉店
明治20年(1887年)、岸田伊之助という人が神戸に建てた牛鍋のお店です。





一人前5千円でしたが、店の人の焼き方が悪く、残念なすき焼きでした……。

京都七條巡査派出所と札幌電話交換局
右)京都駅の近くに作られた京都七條巡査派出所。
左)電話が開通してから札幌に明治31年(1898年)作られた札幌電話交換局。

派出所にはお巡りさんがおり、カメラを向けると敬礼してくれました。ご苦労様です(笑)。
 
というわけで明治村ネタはもう1日続きます。

■犬山市に来ています - SATOXのシテオク日記

■明治村に行ってきた その1 - SATOXのシテオク日記

■明治村に行ってきた その2 - SATOXのシテオク日記

■明治村に行ってきた その3 - SATOXのシテオク日記

■博物館明治村公式ホームページ