SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ソニー、機器内ワイヤレス技術開発

ソニーが機器内の回路をワイヤレスで繋ぐ技術を開発したんだそうな。配線をワイヤレスにすることで、基盤の小型化や低コスト化、可動部の耐久性向上などに役立つとのことです。
高速なミリ波を使用し、1ミリほどのアンテナを使って14ミリほどの距離を11Gbpsの速度で情報を伝達できるんだそうな。
簡単に思いつくのはノートPCの液晶画面を繋ぐヒンジの部分の映像転送なんかには良さそう……と思ったけど現力も供給しないと行けないのか……。
まぁ回路などにはちょっと弱いので具体的にどの辺りで有用なのかは分かりませんが、小型化や低コストに寄与するというので、なかなか面白い技術に発展するのではないかと思います。

ソニーは2月8日、テレビなど電子機器内部で、データを高速に無線伝送する「機器内高速ワイヤレス伝送技術」を開発したと発表した。機器内の配線をワイヤレスに置き換えることで、基板やICの小型化や低コスト化、可動部や着脱部の信頼性向上が可能になるとしている。

ちなみに、ソニーが最近投入したTransferJetという技術は、理論上560Mbpsの転送が可能な非接触高速転送技術。デジカメなどの写真データを接続せずに高速に送ることが出来る技術。
さらに、FeliCaの非接触技術はSicaやEdy、QuickPayなどで使用されていますよね。
今回の技術は、距離は短いながら高速で転送できるというこれまで培ったワイヤレス通信技術の応用例と言えるのかもしれません。
余談ですが、HDMIの次世代無線規格WHDIがあったり、パナソニックなんかもWirelessHDという無線AV転送技術を発表していたりします。USBも無線の規格WUSBなんかがあったりして、「無線」というキーワードが今後謳歌してきそうです。