東芝がついにBlu-ray対応レコーダを発表しました。
Blu-rayプレーヤについては既に発表されていましたが、これで東芝はどっぷりBLu-rayということになります。
この日記でBlu-rayとHD DVDの発表から、各企業のアソシエイトへの参加表明などによる陣営の移り変わりなどをずっと追ってきたので、何とも感慨深いところがあります。
以下、東芝の事業部長のお話。
下田事業部長
「過去のいきさつを考えてBDを出さないのは、東芝としていかがなものかと」──デジタルネットワーク社の下田乾二TV&ネットワーク事業部長によると「HD DVD撤退後、すぐにBD参入は考えていなかった」という。
HD DVDへの投資負債を抱えて、「Blu-ray参入を考えていなかった」と言えば間違いなくウソでしょう。「すぐに」というところは本当だと思いますけども。
D-B1005K | 1TバイトHDD搭載BDレコーダー | 13万円前後 |
D-B305K | 320GバイトHDD搭載BDレコーダー | 10万円前後 |
D-BW1005K | 1TバイトHDD&VHS搭載BDレコーダー | 14万円前後 |
ちなみに、今回発表したBDレコーダは上記3機種なんだそうですが、RDの特長だった編集機能などは省かれており、HD Recの再生にも対応していないんだそうな。また、VARDIAブランドですが、型番が「RD」ではないんですね。
コスト的な面もあるかと思いますが、RDファンとしては東芝のやる気のなさにがっかりです。(SATOXはRD-X6とRD-XS57を持ってます)
「今年、東芝は国内市場にBlu-ray Disc製品を投入させていただく」──東芝は1月14日、Blu-ray Disc(BD)レコーダー3機種とBDプレーヤー内蔵液晶テレビ「REGZA」2機種などを2月中旬に発売すると発表した。
ところで、近年の映像技術の進化と言えば、高解像度化として「4K対応」、既にPS3が対応するとし各社こぞって発表している「3D対応」なんてのが出てきそうで楽しみですが、どちらもコンテンツがしっかり普及してくるのかがキモですね。
ゲームの4Kはレンダリング性能的に厳しいですが、3Dに対応したゲームは簡単に作れそうなので3D対応の方が割と現実的なんじゃないかと思います。