コーエーとテクモ、経営統合

コーエーとテクモが正式に経営を統合する事を発表したんだそうな。
いわゆる買収ではなく、持ち株会社を設立して双方の株を保有する経営統合となります。株式比率はコーエー：テクモ＝１：0.9。
先日、スクウェア・エニックスがテクモに対し友好的買収を提案していましたが、スクエニのラブコールにテクモが答えなかったという形になります。
スクエニに対するタイトー(100%子会社)のような扱いにはなりたくなかったんじゃないでしょうかね。

株式会社コーエーとテクモ株式会社は、経営統合に関する「統合契約書」を締結し、2009年4月1日をもって、コーエーテクモホールディングス株式会社を設立すると発表した。

　コーエーとテクモは、9月に発表した通り、「経営統合委員会」を設置して経営統合へ向けた協議を行なっていた。今回の発表は、本日開催された両社の取締役会の承認のもと、本株式移転に関する「株式移転計画書」を作成し、両社の経営統合に関する「統合契約書」を締結したというもの。

コーエーは主に歴史系のゲームの開発を得意としており北米や台湾でも活躍、一方、テクモはコンシューマ向けに様々な分野のゲーム、キャラクタービジネス、７号８号機、アミューズメントと広く活躍。双方の分野はそれほど競合していない事から、なかなかいいカップリングなんじゃないかと思います。
しかしまぁいろいろ世知辛い世の中です。

スクウェア・エニックス、タイトー	タイトーはスクエニの100%子会社
コナミ、ハドソン	ハドソンはコナミの連結子会社
セガ、サミー	セガサミーＨＤ
コーエー、テクモ	コーエーテクモＨＤ
チュンソフト、スパイク	ゲームズアリーナＨＤ
バンダイナムコゲームズ、ナムコ、バンダイ	ナムコバンダイＨＤ
アトラス	インデックスＨＤ連結子会社
タカラトミー	インデックスＨＤ