SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

祝・株式会社アトラス復活

本当に紆余曲折あって、個人的には就職活動もした(最終的にはこちらから蹴ってしまった…)愛着のあるアトラスが、4月から株式会社アトラスとして復活するそうです。
何だか嬉しいお話。
2003年には経営不振からタカラの子会社となっていましたが、2006年にはタカラの資本提携先であるインデックスの株式保有会社インデクスHD傘下に。インデックスに吸収合併される形で「アトラス」はブランド名として残るだけとなりました。
その後インデックスの事業は低調推移。2013年には16億円の赤字に転落。民事再生手続を申請するまで至りました。
一方でゲーム事業に関しては2012年からセガと提携。物流に関する事業で協力関係にあり、そんなこともあってか民事再生のパートナーとしてセガが名乗りを上げ、支援することになりました。そこでできたのがセガドリーム株式会社。商号的にはインデックスの新旧分離が行われます。
ここでアトラスブランドの権利はセガ(セガサミーHD)が受け継ぎましたが、このほど新インデックスが商号「株式会社アトラス」となることが発表されたわけです。
セガえらいっ。

セガ連結子会社インデックスの会社分割を発表しました。内容は株式会社インデックスを、デジタルゲーム関連事業をおこなう株式会社アトラス(分割元、インデックスから商号変更)と、コンテンツ&ソリューション関連事業をおこなう株式会社インデックス(新設)に分割するというもの。

インデックスは積極的にM&Aを繰り返していましたが、アトラス買収のときには何だかうさんくさかったんですよね。アトラスの良さがなくなっちゃうんじゃないかと。インデックス傘下ではまったくシナジー効果は生まれませんでしたが、セガサミーの元ではより面白いコンテンツが生まれてきそうです。
どうでもいい話ですが、セガ少し傾いていたチュンソフトと協業したりなど、フェアプレイが目に付きます。チュンソフトはかつてセガと同じグループだったスパイクと共にドワンゴ傘下となったりもましたが、2012年には両社がくっつき、スパイク・チュンソフトになりました。
さらに余談ですが、セガサミーHDの傘下として有名なのは、セガ、サミー、インデックス、トムス、タイヨー、それから宮崎シーガイアを運営するフェニックスなどがあります。ドワンゴ傘下としてはスパイク・チュンソフト、MAGES.などがあり、過去にはフロムソフトウェアのネット部門フロムやゲームズアリーナ、紆余曲折あったT&E Softなんかもありました。
T&E Softコナミに吸収されたハドソンのように、消えていく会社もあればアトラスのように復活する会社もあるんですねぇ……。