テクモ、スクエニの買収に非賛同
テクモの買収話がちょっと面白い方向に進んでいます。
スクエニが提案したテクモの友好的買収に対し、テクモに触手を伸ばしたのはコーエー。テクモはコーエーと経営統合に向けた協議を進めているとの事。
スクエニは振られちゃった感じですね。テクモとコーエーであればそれぞれ得意とする分野がまったく異なっているので、それぞれの持ち味を生かした開発が出来そう。
一方、スクエニ傘下となると、おいしいところだけ吸い取られて消えてしまいそうなそんな最悪のシナリオもないとは言い切れません。
巨大になりすぎて失敗する企業も多いので、スクエニを選ばなかったのは正解だったかも知れません。まだ分かりませんけどね(笑)。
ゲーム開発中堅のコーエーとテクモは4日、経営統合に向けて協議を始めると発表した。テクモには同業大手のスクウェア・エニックスが友好的立場でTOB(株式公開買い付け)を提案しているが、テクモはこれを拒否。スクエニは同日、拒否の理由についての再回答を求めた。
この手の話と言えば、セガはバンダイとの経営統合、ナムコとの統合を拒否してサミーと統合。バンダイはナムコと統合。コナミはハドソンを子会社化、チュンソフト、スパイク、T&Eソフトはドワンゴグループへ、マイクロキャビンはAQインタラクティブの子会社に、タカラはトミーと合併、アトラスはタカラトミーの子会社、ゲームアーツはガンホーオンラインの子会社に。
いやー、ゲーム業界もいろいろです。