SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

国際キログラム原器がダイエット!?

国際的な「1キログラム」を規定するための白金とイリジウムの合金が謎の原因で50マイクログラム軽くなってしまったんだそうな。
ちなみにマイクログラムは10の−6乗、0.00001g。
国際キログラム原器」は真空状態にした二重の気密容器中で保管し、質量に変化がないように細心の注意を払っているだそうなんですが、何かの原因で減ってしまったみたい(笑)。
ちなみに、50マイクログラムは「指紋が付着した」という位の重さなんだとか。

パリ──フランス・パリ郊外のセーブルにある国際度量衡局で、厳重に管理・保管されている1キログラムの標準器「国際キログラム原器」が、50マイクログラム(μg)軽くなっていることが判明した。

SATOXの素人考えですけども、重さというのはとても微妙な単位だと思います。
重さがなぜあるかというと、引力があるから。そもそもどんな物質も互いに引き寄せ合う力があって、その辺に落ちているゴミと家庭菜園のミニトマトも引き寄せあっているわけです。引力は重量がある物質ほど引き寄せる力が大きくなり、人間が地球の上に立って歩けるのも上空に投げたボールが戻ってくるのも引力のおかげなんですね。
つまり、何が言いたいのかというと、地球の質量が変われば引力も強くなり、質量が減れば引力は弱くなると言うこと。地質の密度などによってもしかしたら重量は若干上下する可能性もあるのではないかと思うわけなのです。
今回の話だと、「原器」とその「複製」の重量が異なると言うことなので、当てはまらないかもしれないですけどね(笑)。