(ソニー+NEC)×光事業=?
以前発表のあったとおり、ソニーとNECの光ディスクドライブの合弁会社が4月にも設立されるそうな。
その名も「ソニーNECオプティアーク」。
資本金5億のうちソニーが55%、NECが45%を出資し、社長はソニーの山村真一ビデオ事業本部副本部長が就くという。競争面でソニーもがんばっていた方ですが、世界的に見るとイマイチ。この合弁会社で巻き返しを図れるのでしょうかね。
ソニーとNECは2月27日、両社の光ディスクドライブ事業を分割して合弁会社を設立する本契約を結んだと発表した。合弁会社名は「ソニーNECオプティアーク」で、4月3日に設立する予定。
このタッグがすごいところはソニーはもちろんblu-ray派、NECはHD DVD陣営に居る点。
どちらに転んでも間違いは起きないワケで、ともするとblu-ray/HD DVD両対応のドライブを作ってしまう可能性も考えられるわけです。
PS3に搭載されるドライブは松下製を積むとも思えないし、恐らくソニーNECオプティアーク製が使われるのだと思います。
それにしても、どう考えてもPS3用のblu-rayドライブが量産体制に入ってるとは思えませんなぁ。
余談ですが、ソニーは液晶パネル生産でサムスンに出資して「S-LCD社」を設立。「ソニーパネル」っていってるのはサムスン製なんです。それから、IBMの半導体分野にもCell支援で出資しています。さらにビデオプロセッサ分野でnVidia、そしてこのソニーNECオプティアークでPS3の完成です。あ、そうだ、XDRメモリは主にサムスンからでしょう。