ワーナー、Blu-ray独占供給を発表
HD DVD策定に対して東芝と共に開発を進めてきた大きなパートナー「ワーナーブラザーズ」がBlu-rayビデオに独占的にコンテンツを供給していくことを決めたんだそうな。
この衝撃はよほど大きかったようで、ラスベガスで開催される家電カンファレンスCES(1/7〜1/8)でのHD DVDグループによる公演が現状キャンセルされているんだそうな。
両フォーマット支持だったワーナーブラザーズが、今後はBDへの独占供給をおこなうと発表しました。プレスリリースによれば、今年5月末まではHD DVDおよびBDでのリリースをつづけるものの、以降はHDタイトルについてBlu-rayディスクのみを供給するとしています。
HDDレコーダーで他メーカーがBlu-ray対応を強調しているのに対し、東芝のHDDレコーダーはHD DVDレコーディング機能よりもDVDにHD画質で録画できる機能を売り出していますよね。よもやHD DVDであることが売りにならない現状を垣間見ることができます。
以下、両陣営についてまとめてきた資料をアップデート。
■HD DVD陣営(HD DVDのみ参加企業)
東芝、インテル、マイクロソフト、ユニバーサル、HBO、EMIミュージック、メモリーテック
■ブルーレイ陣営(ブルーレイのみ参加企業)
ソニー、松下、日立、三菱、サムスン、デル、TDK、シャープ、フィリップス、
ソニーピクチャーズ、20世紀フォックス、ワーナー、MGM、UMG、
アップルコンピュータ、ヴィベンジ、ディズニー、Acer、サン、TBS
■両陣営企業
富士通、三洋、NEC、NECエレクロトニクス、バンダイビジュアル、HP、
マクセル、オンキヨー、ポニーキャニオン、ニューラインシネマ、バッファロー、太陽誘電、
三菱化学メディア、LG、トムソン、ジェネオン、東映、東宝、
パラマウント(HD DVD独占供給)、ドリームワークス(HD DVD独占供給)