SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ソニー、ベガのリコール問題

最近、「KDL-L32HVX リコール」での検索ヒット数が異様に多かったわけです。
はい。
でね、うすうす感じてはいたんですが、ベガに根本的な問題があるらしいです。
そんなSATOXはKDL-L32HVXユーザ(笑)。

■[AV][買物]来たよ、でっかいテレビ♪(KDL-L32HVXレビュー)

本件に関して、本日ソニーのサイトに見解が示されています。しかしながら、見解と言えるほどの情報は公開されておらず、ユーザの不安を煽っています。また、正確にはリコールと発表しているわけではありません。
示されている情報は「KDL-L26HVX、KDL-L32HVX、KDL-L40HVX、KDL-S23A10、KDL-S26A10、KDL-S32A10が電気用品安全法不適合製品」であることのみ。さらに、何がどう問題なのかは一切開示されていません。想像ですが、プラズマパネル版が対象になっていないことから、液晶パネル、またはその周辺に問題があるのではないかと思います。
知りたければサポートに電話しろ、と。顧客へのサポート対応レベルとしては最低ですね……。

お詫びとお願い
液晶テレビ<ベガ> (HVXシリーズ &ハッピー<ベガ>シリーズ),
電気用品安全法技術基準不適合のお知らせ
 平素よりソニー製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
このたび、2004年(平成16年) 9月から販売いたしました液晶テレビの一部機種で 電気用品安全法で定める技術上の基準への不適合が判明いたしました。なお通常使用においては問題がないことは確認されております。
 対象となる機種を使用されているお客様で、本件についてのお問い合わせは、下記窓口までご連絡いただけますよう謹んでお願い申し上げます。 
 お客様にはご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
平成17年9月29日
ソニー株式会社
ソニーマーケティング株式会社
●対象機種
 液晶HVXシリーズ : KDL-L26HVX、KDL-L32HVX、KDL-L40HVX
 ハッピー<ベガ>シリーズ : KDL-S23A10、KDL-S26A10、KDL-S32A10

安全基準に達していない製品であれば「リコール」してしかるべきなんですが、問題をうやむやにしてもみ消そうとしているようにとれる不誠実な対応が、今のソニーの体質を表しているのかもしれません。
ブラビアブランド」の発表もこれらの問題を把握したあとである可能性も否めません。だとしたら大変酷い話。
まぁとりあえずサポートに電話してみよう。
一方、次の記事は、iPod nanoの不具合とアップルの対応について。



公式サポートではなく、ニュースサイトから情報を得るというこの現実……。

不適合となる要素は2点で、電源ラインに接続されたEMIフィルタのコイルとアースの間に使用する0.4mmの絶縁体が搭載されていなかった点と、適応規格で定めた使用方法と違う形でアースピンを備えた3ピンのソケットを使っていた点。