SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

「マルチ21」「ピレリタイヤ」川井一仁さんのご意見

チームオーダー無視で謝りっぱなしのベッテルチームオーダーに「これは貸しだよ」と言って守るロズベルグ、予選ではあんなに速いのに決勝ではそこそこのレッドブル、……などについてF1 GRANDPRIX NEWSで語っていて、なるほどねぇと思ったのでご紹介します。

マルチ21とは
結論から言うとウェバーやベッテルにしか分からない隠語なので何かは分かっていませんが、川井ちゃん曰く「Multi Map 21」。いわゆるクルージングモードのことで、これを守れよ、もしくはオレはそのモードだったとウェバーが叫んだのではないかとのことです。
川井ちゃんが言っていたわけではありませんが、もう一つは契約の条項。「チームの指示を守る」という基本的なお話だったことも考えられます。
次の話とも繋がるのですが、タイヤをうまく使いこなさないと大変なことになるのでクルージングがとても重要な場面であったということは間違いありません。
今年のピレリタイヤ
昨年から予告もあり、レースを面白くするというのが今期のピレリタイヤの特徴。
つまり、タイヤパフォーマンスをより得られるスポット(期間)が広く安定して使える。その一方で、タイヤコンパウンドの面では1段階柔らかくなっており、摩耗が速い。つまり、タイヤ交換回数が増えて、レースが面白くなるというものでした。
川井ちゃん曰く、結局の所、ドライバーやチームはタイヤを生きながらえさせるために全力を出せずわざとゆっくり走っているとのこと。
「この変更が本当にレースを面白くしているのか」と疑問視しています。

レッドブルメルセデスは2013年のタイヤが最も優れたマシンにとって不利だと訴えているが、ピレリは2013年のF1タイヤを変えるつもりはないという。

レッドブルメルセデスピレリに対して文句を言ったそうですが、フェラーリロータスは今のタイヤに満足しているそうです。
まぁタイヤに関しては度のチームも平等であるわけですから、その中でパフォーマンスを出すことがチームの努力、がんばりどころということになります。
しかしまぁタイヤの使い方に定評があるドライバーたちが苦戦しているところをみると、ちょっと今期のピレリタイヤはやり過ぎなのかなぁという気はしてきます。