ANA、B787でボーイングに損害賠償請求

燃費の高効率化などで開発に取り組み、最新鋭旅客機として登場したB787ですけども、数々のトラブルやリチウムイオンバッテリー問題で運行停止となっていましたが、最近やっと原因が判明し解決策が提示されました。
そんなさなか、多くのB787を購入したANAがボーイング社に損害賠償を請求する事を発表したんだそうな。恐らく再開スケジュールが決まり問題の目処が立ったこのタイミングで賠償請求発表を行ったんでしょう。
事故も起きえる業界だけに、損害賠償が出来ないような契約なんじゃないかと思ってましたが、出来るんですね。
まぁどんな理由であれボーイング社から買ったものですから、品質に関してはボーイング社に責任があると思います。ただ、元を正すとGSユアサのバッテリーなわけですけども、この辺りの品質の責任はどうなるんですかね。

４月１日の持ち株会社制への移行に伴い、中核事業会社の全日本空輸社長に就任する篠辺修副社長は１８日、産経新聞のインタビューに応じ、米ボーイングの最新鋭機７８７の運航停止に関して、ボーイング側に損害賠償を求めることを明らかにした。

例えば、NASAのスペースシャトルに積む機材はNASAが厳しいテスト項目を指定しており、それをクリアしないと搭載できません。
B787もずいぶん納期が遅れたみたいですから、ちょっと慎重さに欠けた部分があるのでは無いかと思います。