SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

米国で非公式SIMロック解除が違法に

結構前から予告はされていましたが、米国で、1月26日から携帯キャリアの許可なしにSIMロック解除を行うことが違法となるそうです。つまり、正規の方法以外でSIMロック解除を行うと犯罪になります。でも法が適用されるのは「2013年1月26日以降に購入した端末に限ります」。
SIMロックしてキャリアを固定することでキャリア縛りを行い囲い込みを行っているから安く手に入るわけであり、これを勝手に外されては安くしている根拠が失われるためです。
SIMロック以外にも、いわゆるJailbreak(root化)というものがありますが、携帯電話端末ではJailbreakは合法なんだそうです(少なくとも次の法改正3年間後までは)。一方でタブレット端末のJailbreakは違法なんだそうです。まぁ携帯に関しては執行猶予という感じ。
でも、実際違法と言われても、それを簡単に調べる仕組みがあるんですかね。固有IDとプロバイダ間で調べれば分かりそうなものですが、そのときどうなるんだろ。

2013年1月26日より、米国での携帯キャリアの許可なしでの携帯電話のSIMロック外し(Unlocking)が違法となる。これは昨年2012年10月にデジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act: DMCA)の例外として米国議会図書館(Library of Congress)によって告示されたもので、キャリア縛りのある端末利用において制限が加わることになる。

日本ではどうなるんですかね。
米国のように「SIMロックフリー端末です」といって売られているのは少ないですが、キャリアにお金を払えばSIMロックを解除できます。
SIMロックが解除できるのは自由競争面で世界的にも総務省的にも必須事項になっていますが、「キャリア縛りがあるから多少端末が安く買えている」という認識が購入者側にないですよね。
そもそもSIMって何?って人もいるだろうし、面倒な話ではあります。