2013年シーズンのレギュレーション変更点
F1通信さんで2013年シーズンのレギュレーション変更点がまとめられていたので、ご紹介します。
他にも細かい変更はあると思いますが、変更点を簡単にまとめてみます。
2013年シーズン主なレギュレーション変更点
- DRS使用制限
DRSはフリー走行、予選で本戦と同じ区間のみの使用に。 - ダブルDRS禁止
メルセデスが採用していたダブルDRSは禁止に。 - 段差ノーズのカバーを許可
F1マシンを醜くした段差ノーズにカバーを付けることを許可。 - クラッシュテスト厳格化
クラッシュテストを厳格化。すべてのシャシーにテストを実施する。 - フロントウィングテスト
レッドブルが利用していたとされる走行中のフロントウィングのたわみを制限。 - 最低重量
2013年のピレリタイヤは重量が増える。これを加味し最低重量を640kgから642kgへ。 - 予選中のマシン停止
提出燃料サンプルが足りないときにわざと予選でマシンを止める行為を禁止。 - 予選Q1進出台数
参戦チーム減少により、Q1への進出台数は7台から6台に。 - 夜間外出禁止
スタッフの夜間外出禁止時間を6時間から8時間に延長。 - 参戦料変更
ポイントにより参戦料が変わる。レッドブル650ポイント=440.0万ドル(3.5億円)〜0ポイント=50万ドル(0.4億円)に。
■2013年F1シーズンの変更 : F1通信
段差ノーズの対策については、面積の決められたパネルのような物を段差部分に付けられるとのこと。ウィリアムズなどはすでに段差のないデザインになるようですが、空力的なメリットもないため、段差ノーズを採用するチームもあるかもしれません。でも、カッコ悪いですよね。
余談ですが、カッコ悪いマシンと言えばこの辺を思い出します。
2004年のFW26。
セイウチノーズと言われていましたが、空力的に失敗だったのかシーズン中に消えました。グルーブドタイヤもなんだかカッコ悪い。
Fダクト。
Fダクトの機能がなくとも、この位置のパネルは空力的に有利のようでしたが、レギュレーションで禁止となりました。
ちょんまげのような車載カメラとか、MP4/10のミドルウィングとか、2006年ザウバーの角ウィング、垂直ウィングなどいろいろありました。