SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

グロージャン1戦出場停止

昨日のベルギー、スパ-フランコルシャンのレースのオープニングでひどいクラッシュが起きました。これにより、関係のない可夢偉も巻き込まれ、予選2位スタートが全くの不意になってしまいました。
この事故は、グロージャンがハミルトンに不用意に幅寄せし、フォーミュラカーの弱点でもあるタイヤ同士がぶつかることで発生。
グロージャンのマシンはアロンソのマシンを乗り超え高速回転、さらにコントロールを失ったハミルトンのマシンはアロンソ可夢偉を難儀倒しました。
これも著作権的にはアウトな気がしますが、YouTubeに動画があったのでご紹介。


この件について、個人的には罰が少ないと思いますが、グロージャンは1戦の出場停止処分。3戦停止で今年のポイント剥奪でもいいんじゃないかというくらい。クラッシュするのは目に見えているからわざとじゃないとは思うけど、あんな適当なドライビングは避けようもないので二度とやらないで欲しいと思います。
本コースではGP2やGP3でもクラッシュが多発したそうですが、ドライバーとしてのモラルが問題視されています。
グロージャンは12戦中、7回スタートでクラッシュしています。アロンソも語っていますが、チャンピオンシップ争いも可夢偉の表彰台もチャラにしたグロージャンは「粗悪なドライバー」の一人であることは間違いないでしょう。
また、マルドナードのひどいフライングも事故の原因なんじゃないかと思う次第です。

ちなみに、知ってますか?
F1において、追い抜かれるのを防ぐために自由にハンドルを切って良いわけではないんです。ちょこまか動けば抜けないどころか危険だし、スポーツとしてカッコ悪いですよね。
レギュレーションを日本語訳すると、

ポジションを守るためにレーシングライン変更は1回までとする。
ドライバーは皆、最初にブロックしていた位置からラインを変更したときに自分のマシン以外に少なくとも1台分のスペースを空けてコーナーに進入しなければならない。

アドレナリンが出まくって尋常でない精神力で戦っているときに、冷静にそんなことが出来るのかと思ってしまいますが、守らないと、いつぞやのシューマッハのように10グリッド降格なんてペナルティを受けちゃうので、守らないといけないルールなんです。