モバゲーとmixiが提携、共通プラットフォームに

モバゲー(DeNA)とmixiがスマートフォン向けアプリ開発について提携すると発表したんだそうな。
スマートフォン向けのモバゲーの開発プラットフォームやデータベースをmixiゲーム向けに提供するとのことで、これらの開発や運営をDeNAが行っていくとのこと。ゲーム開発者はモバゲー向けにゲームを作るだけで、mixiにも同じゲームを提供できるようになります。
モバゲーユーザとmixiユーザは独立して運用していくとのことで、mixiは純粋にモバゲーのプラットフォームを輸入して使うという流れになりそうです。

ミクシィとディー・エヌ・エー（DeNA）は、SNS「mixi」で提供しているソーシャルゲーム「mixiゲーム」について業務提携を行うと発表した。「mixiゲーム」と「Mobage」に共通の開発基盤が提供された上で、スマートフォン版「mixiゲーム」は2013年春を目処にリニューアルし、「Mobage」のタイトルが簡単に「mixiゲーム」上でも提供できる環境になる。

個人的にmixiの話を聞かないこの昨今、衰退していくだけのような気がしていますが、ユーザ数は多いのです。今回の提携はDeNA、mixi両者とってお金を詐取するパイが広がる相互の利益があることは間違いないと思います。
DeNAとしても本当にmixiをライバル視していたのであれば提携はしなかったんじゃないかと思うし、今回、お金の流れがあるとすれば、mixiはDeNAにその開発運営費やプラットフォーム使用料などを支払っているはずです。そこまでしないと、復権は難しいという判断があったのだと思います。

■後続に次々抜かれ下降トレンドに
来年２月、サービス開始から丸９年を迎える国内老舗のｍｉｘｉ。かつては日本最大のＳＮＳとして隆盛を誇った。が、「ツイッター」や「フェイスブック」といった“外来種”に加えて「ＬＩＮＥ」など新種のソーシャルメディアにも押され、じり貧の状態が続いている。

DeNA、mixi、GREE、ドワンゴ、サイバーエージェント、NHN、JOGAなど、今は好調路線の一途でしょうが、ユーザもそんなに器用ではないのでそのうち飽和していくはず。各社は生き残っていかなければならないので手を緩めるわけにはいかないんですよね。