2012第15戦日本決勝結果
先日のF1ネタで可夢偉のザウバー残留は間違いないんじゃないかと書きましたが、ザウバー曰く、ドライバーはまだ決まっていないとのこと。まぁザウバーは例年ドライバー発表に対して淡泊なところがあって、積極的に新人を抜擢してますよね。資金面から、スポンサーとそれを連れてくるドライバーの関係が強いわけです。
可夢偉曰く、鈴鹿での結果は来年のために重要とインタビューで話していました。予選3番手からのスタートですので、十分ポディウムを狙えると思います。なんて言うとよからぬ事が起きたりするのですが……。
鈴鹿サーキット
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■F1第15戦日本決勝結果
1 | 可夢偉がウェバーを抜いて2番手。ロズベルグと接触セナ、フロントウィング失う。ライコネンがアロンソ、グロージャンがウェバーにぶつかる。ウェバーコースアウト。ロズベルグ、アロンソはタイヤを切られリタイア。ペレスはライコネンに押し出される。イエロー、セーフティーカー。 |
---|---|
2 | グロージャン、セナ、ウェバーピット。 |
3 | 再開。ベッテル、可夢偉、バトン、マッサ、ライコネン。ペレス飛び出して順位失う。ベッテルファステスト1:20:841。 |
4 | ベッテルファステスト1:39.523。 |
5 | DRS有効。ベッテル・可夢偉2.7、可夢偉・バトン0.7秒差。 |
6 | ベッテル、可夢偉、バトン、マッサ、ライコネン、ハミルトン、ペレス、ヒュルケンベルグ、マルドナード、リカルド。ペレス、ハミルトンをパス。 |
7 | グロージャン、10秒ストップペナルティ。ピットスルーよりも重いペナルティ。ベッテルファステスト1:39.450。ベッテル-可夢偉4.1、可夢偉-バトン1.2秒差。 |
8 | ベッテルファステスト1:39.341。可夢偉は1:39.965で自己ベスト。バトン1:40.299。 |
9 | ベッテルファステスト1:39.180。 |
10 | ベッテル-可夢偉6.2、可夢偉-バトン1.9秒差。 |
12 | ライコネンだけ遅い。後方ペレス。ベッテル、可夢偉、バトン、マッサ、ライコネン |
13 | バトン、ライコネン、ヒュルケンベルグピット。バトンアンダーカット。可夢偉差が付くか。 |
14 | 可夢偉ピット。バトンの前で復帰。可夢偉、バトンをうまく押さえた。ベッテル、マッサ、ハミルトン、ペレス、マルドナード、リカルド、可夢偉、バトン、ライコネン。 |
15 | ペレスピット。 |
16 | ハミルトン、マルドナードピット。リカルドが遅く、可夢偉、バトン接近。セナピット。可夢偉、リカルドをパス。リカルド、バトンを押さえてくれ。 |
17 | ベッテル、マッサピット。マッサ、可夢偉の前で復帰。ペレスファステスト1:38.983。リカルドピット。 |
18 | バトンファステスト1:38.953。ペレス、ハミルトンに攻めるも単独スピン、リタイア。これはもったいない。 |
19 | マッサファステスト1:38.925。ベッテル、マッサ、可夢偉、バトン、ライコネン、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、マルドナード、ウェバー、リカルド。 |
20 | ベッテル-マッサ9.5秒差、マッサ-可夢偉2.8秒差。可夢偉-バトン2.6秒差。 |
21 | マッサファステスト1:38.876。セナ、ロズベルグとの接触の件でドライブスルーペナルティ。 |
22 | ベッテルファステスト1:38:449。 |
26 | ウェバーピット。シューマッハ、ディレスタをパス。11番手。 |
27 | ベッテル-マッサ10.6秒、マッサ-可夢偉6.0秒差。マッサ速いなぁ。グロージャンファステスト1:38.437。 |
28 | ベッテルファステスト1:38.246。 |
30 | ライコネンピット。可夢偉-バトンの差が1.9秒。可夢偉のペースがバトンより悪い。 |
31 | 可夢偉ピット、可夢偉食い気味に発進。ハミルトン、ヒュルケンベルグピット。 |
32 | ベッテルファステスト1:37.961。 |
33 | マルドナードピット。 |
34 | リカルドピット。ベッテル、マッサ、バトン、可夢偉、ハミルトン。可夢偉3番手キープ。前が詰まらなければ。 |
35 | バトンピット。ハミルトンファステスト1:37.947。マッサピット。 |
36 | ベッテルピット。 |
37 | ベッテル、マッサ、可夢偉、バトン。上位ピット終了。セナファステスト1:37.337。LiiveTimingの調子が…。 |
39 | ベッテルファステスト1:36.630。 |
42 | セナがグロージャンをパス。 |
43 | マッサ-可夢偉5.1、可夢偉-バトン2.2秒差。 |
44 | マッサ-可夢偉5.0、可夢偉-バトン1.8秒差。 |
46 | ベッテルファステスト1:36.466。 |
47 | マッサ-可夢偉5.4、可夢偉-バトン1.8秒差。ペトロフ、ブルーフラッグ無視でドライブスルー。 |
48 | ベッテルタイヤいたわれと怒られる。それなのにS字でフロントロック。 |
50 | マッサ-可夢偉5.3、可夢偉-バトン1.6秒差。バトン自己ベスト。 |
52 | 可夢偉、バトン自己ベスト。マッサ-可夢偉5.1、可夢偉-バトン1.1秒差。ベッテルファステスト1:35.774。また無線で怒られる。 |
53 | 可夢偉守った。ベッテル、マッサ、可夢偉、バトン、ハミルトン、ライコネン、ヒュルケンベルグ、マルドナード、ウェバー、リカルド。 |
ポディウム登場前に可夢偉コール。日本人のファン、さすがだ。惜しむらくはリカルドに詰まったときのタイムロス。あれのせいで、マッサのアンダーカットが成功したんだよなぁ。マッサは10番手スタートなんですよ。今年から始まったポディウムでのインタビュー。インタビュアーはアレジでした。可夢偉、落ち着きないけどうれしそうだ(笑)。
さて、グロージャンはまたやっちゃいましたね。他のカテゴリーでは許されても、F1ではそろそろなんらかの重責が課せられるんじゃないでしょうか。あのミサイルのせいでレースがめちゃくちゃです。ウェバーはかなり怒ってたようです。
ペレス。マクラーレンへの移籍が決まってますが、フェラーリの「ペレスには経験が必要」という発言が証明されるような情けないリタイヤ。
シューマッハ。11位フィニッシュ。23番手から良く追い上げましたが、トロロッソのストレートの速さには太刀打ちできませんでした。
とにかく、可夢偉の表彰台は感動しました。上位が少しつまずけば、獲れるチャンスはいくらでもあると思っていましたが、鈴鹿で獲っちゃうとはさすがです。運っぽいことを言ってる人もいますが、実力だと思います。上位チームへの移籍という意味では、フェラーリなんかもまだシートがありそうですが、日本人だと言うだけで少し足かせがあるのは否めません。スポンサーの意向が根強かったりするんですよね。
決勝結果
順位 | No. | ドライバ | チーム |
---|---|---|---|
1 | 1 | S.ベッテル | ■レッドブル |
2 | 6 | F.マッサ | ■フェラーリ |
3 | 14 | 小林可夢偉 | □ザウバー |
4 | 3 | J.バトン | ■マクラーレン |
5 | 4 | L.ハミルトン | ■マクラーレン |
6 | 9 | K.ライコネン | ■ロータス |
7 | 12 | N.ヒュルケンベルグ | ■フォース・インディア |
8 | 18 | P.マルドナード | ■ウィリアムズ |
9 | 2 | M.ウェバー | ■レッドブル |
10 | 16 | D.リカルド | ■トロ・ロッソ |
11 | 7 | M.シューマッハ | ■メルセデス |
12 | 11 | P.ディ・レスタ | ■フォース・インディア |
13 | 17 | J.E.ベルニュ | ■トロ・ロッソ |
14 | 19 | B.セナ | ■ウィリアムズ |
15 | 20 | H.コバライネン | □ケータハム |
16 | 24 | T.グロック | □マルシャ |
17 | 21 | V.ペトロフ | □ケータハム |
18 | 23 | P.デ・ラ・ロサ | □ヒスパニア |
19 | 10 | R.グロージャン | ■ロータス |
25 | S.ピック | □マルシャ | |
24 | N.カーティケヤン | □ヒスパニア | |
15 | S.ペレス | □ザウバー | |
5 | F.アロンソ | ■フェラーリ | |
8 | N.ロズベルグ | ■メルセデス |
ドライバ・コンストラクターズポイント
ドライバーズポイント | コンストラクターズポイント | ||||
---|---|---|---|---|---|
順位 | ポイント | ドライバ | 順位 | ポイント | チーム |
1 | 194 | F.アロンソ | 1 | 324 | レッドブル・レーシング |
2 | 190 | S.ベッテル | 2 | 283 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス |
3 | 157 | K.ライコネン | 3 | 263 | スクーデリア・フェラーリ |
4 | 152 | L.ハミルトン | 4 | 239 | ロータス |
5 | 134 | M.ウェバー | 5 | 136 | メルセデスペトロナス |
6 | 131 | J.バトン | 6 | 116 | ザウバーF1チーム |
7 | 93 | N.ロズベルグ | 7 | 81 | サハラ・フォース・インディア |
8 | 82 | R.グロージャン | 8 | 58 | ウィリアムズ |
9 | 69 | F.マッサ | 9 | 15 | スクーデリア・トロロッソ |
10 | 66 | S.ペレス | 10 | 0 | マルシャ |
11 | 50 | 小林可夢偉 | 11 | 0 | ケータハム |
12 | 44 | P.ディ・レスタ | 12 | 0 | ヒスパニア |
13 | 43 | M.シューマッハ | |||
14 | 37 | N.ヒュルケンベルグ | |||
15 | 33 | P.マルドナード | |||
16 | 25 | B.セナ | |||
17 | 8 | J.E.ベルニュ | |||
18 | 7 | D.リカルド | |||
19 | 0 | T.グロック | |||
20 | 0 | H.コバライネン | |||
21 | 0 | V.ペトロフ | |||
22 | 0 | J.ダンブロシオ | |||
23 | 0 | S.ピック | |||
24 | 0 | N.カーティケヤン | |||
25 | 0 | P.デ・ラ・ロサ |
2012年レース結果記事一覧 (F1ネタ一覧)