SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

サムスン「日本の力、落ちたようだ」

サムスン電子の会長がCES2012にて、日本について「とても進んだ国だったが、力が少し落ちたようだ」と話したんだそうな。
「いや、なにバカなことを言ってるんだ」と言いたいところですが、韓国のエレクトロニクス分野での活躍は黙っていても目に飛び込んでくる状況ですよね。
少し前まではサムスンのことをアメリカ人は日本のメーカーだと思っている人が多かったらしいですが、現在では韓国メーカーとしての認知度が上がっているようです。
日本のメーカーは何をやってるんだ、と思っちゃいますね。
韓国の活躍はSATOX的な目線だと、F1のタイミング計測システムはタグホイヤー製だったのが、近年はLGになっているし、アメリカの電気屋さんなどを覗くとサムスン製のテレビがたくさん並んでいたりするわけです。
あとはAndroidとかですかね。明らかにソニーよりも精力的にサムスン端末ががんばっているし、最先端の高速メモリ、LED、SOCでもサムスンが目を引きます。
国民総生産(GDP)的にはまだ日本の方が圧倒的に大きいのですが、日本の十八番であるエレクトロニクス分野で日本のメーカーがバカにされているのを聞くと、とても寂しくなりますね。

「とても進んだ国だったが、力が少し落ちたようだ」。サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長は先週、米ラスベガスで開いた家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の会場で、日本についてこう評した。電機産業に限定した言い回しではないが、日本メーカーに対し優位な立ち位置にあるとの認識を示したものと受け止められている。

韓国はよく日本に対して悪口を言ったり糾弾したりしていますが、日本にあこがれを持っており(芸能分野が判りやすい)、良い意味でも悪い意味でもライバル視して切磋琢磨していると言えます。一方、日本は一番近い国なのにも関わらず特に韓国を相手にしておらず、とはいえ、目線は何かいろいろとボヤけてしまっていて瞑想しているような気がします。まぁ今は中国とちゃんと仕事をしていかないといけないですよね。
余談ですが、韓国のエライ人が日本のことを悪くいうのは、人気を取り付けるためというのがあるそうです。大統領が日本のことを悪く言い出すのは支持率が下がったときだったり、政権交代時期が近づいたときなんだって。そう思えば少しはむかつき度が減るかも(笑)。