ソニーの新写真管理サービスにちょっとうんざり
ソニーが撮影した写真や動画をネット上で管理するサービス「PlayMemories」を間もなく開始するんだそうな。
PlayMemories Onlineを中心にAndroidやiOS端末、PC、PS3、BRAVIAなどのテレビなどでも利用できるんだそうです。
ややこしいですが、PlayMemoriesシリーズには以下のようなものがあります。ちょっと洗練されてない感じがして小難しいイメージを払拭できないのがダメなところです。
PlayMemories Online | 管理サービス | |
---|---|---|
PlayMemories Home | カメラに付属するパソコン用ソフト | |
PlayMemories Studio | PS3用写真加工管理アプリ | |
PlayMemories Mobile | Android/iOSアプリ |
いきなり余談ですが、Android搭載ウォークマンってありますよね。Android搭載ウォークマンはSonicStage(SonicStage V)が使えないんだそうです。これを知って「ソニーさん……」と思ってしまっていたところです。
現状SonicStage CPやX-アプリというソフトを使わないといけないそうで、端末に併せてソフトがいくつもあるわけです。これでは「次に買い換えるときもウォークマンが良い」とは思えませんよね。
■CONNECT Player - Wikipedia
いやいやいや、余談が過ぎました。タイトルにあるようにSATOXさんはうんざりしているわけですが、その理由。
ソニーはLife-Xという写真管理サイトを持ってるんですよ。
■Life-X(ライフ・エックス)|ライフログサービス
なぜこの資産を活用しないのかが甚だ疑問。実際、活用するほどLife-Xは成功しているとは思えないのですが、それにしてもソニーのサービスは切り貼りした感じで判りにくく、スマートではないと思わざるを得ません。ソニーは10日、撮影した静止画や動画をクラウド上で管理し、各種デバイスで楽しめるという「PlayMemories」(プレイメモリーズ)シリーズを1月上旬より順次提供すると発表した。
かなり適当な思いつきで書きますが、このPlayMemoriesはソニーのCP部門の中でも、いわゆるSCEやソニーネットワークエンターテインメント部門辺りが開発したもので、Life-Xはソニーパーソナルイメージング部門やホームエンタテインメント部門辺りが開発したものなんじゃないかと想像します。つまり、部門同士意思疎通が出来ておらず、新しいモノを作ってしまった、と。
ソニーはいろいろなデバイスやサービスを作る力がありソニー包囲網を築きあげる力があるはずなのに、それがどうもうまく作れていないなぁと、この記事を観て思ってしまったという個人的なお話でした。