新ウォークマンが人気らしい

ウォークマンが人気らしいですわよ、奥さん。
去年辺りもウォークマンの販売台数がiPodを抜いたという話がありましたが、少し前にも同様の現象が起きていました。これは、いわゆる新型iPodが出るのでそれらの買い控えが起きていたから、と言うのが専らの理由となる噂でした。
ところが、今回ウォークマンのエントリー向けモデルについて、「受注が多すぎるので発売を延期する」とソニーが発表したんだそうです。まぁソニーの言うことですから、元々生産数が少なかったのかもしれませんが、少なくともその予想を超えたようで、新型ウォークマンが魅力的だったのか、新型iPodに対しての期待が空振りだったからウォークマンに走ったのかは分かりませんが、売れているのは間違いないようです。
個人的には現在、音楽プレーヤはiPhoneに頼っていますが、プレーヤとしての使いやすさは全く進化しておらずむしろ退化。かつてウォークマンを４代に渡って使っていたＳＡＴＯＸとしては大変不満であります。（かといって胸ポケットにiPhoneとウォークマンを入れて歩くのも厳しく、iPhoneで我慢しています）
と言うわけで、一時はiPodが80%のシェアを誇っていましたが、現在は46%程。ウォークマンは20%以下でしたが50%近くにのぼっています。

ソニーは9月30日、「ウォークマン」新モデルのうち、10月9日に発売予定だったエントリー向け2モデルの発売を同月23日に延期すると発表した。「当初見込みに対して受注数量が大幅に上回ったため、生産調整が必要」という。

さて、以前ウォークマンやカーナビがAndroidベースになるという話があって期待していたりするのですが、ある程度メモリやCPUが必要だったりするため、チープな専用SoCよりもコスト面でまだまだ不利なのかもしれません。それでもiPod touchはそれを実現しているわけですが……。
一方、ソニーとAndroidと言えばエクスペリアがあるわけですが、ウォークマンブランドを引っ提げるくらい音楽プレーヤとしても作り込まれた携帯端末が出てくるとうれしいと個人的に思うわけです。
ただ、ウォークマンがシェアを回復してきた理由はどうやら「音楽プレーヤに特化したから」と言うもののようです。