SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

マッサの苦しい言い訳

自分がF1ドライバーになれと言われても到底そんな能力はないと思います。
F1ドライバーはすごいスピードで流れていくマシンを素早いハンドリングでタイミング良く操作し、3G〜5Gなんていう普通の人間なら失神してしまう重力に耐えているわけで、体力はもちろん、動体視力やとっさの判断能力なんかにも優れてなければならず、まぁ一言で言えばプロはプロ。尊敬してしまいます。
さて。
こないだのインドグランプリのネタでマッサに対して結構いろんな事を書いてしまいましたが、マッサの言い分が書かれている記事を見てさらに呆れてしまいました。

フェリペ・マッサは、F1インドGPでのルイス・ハミルトンとの接触について、自分は何も間違ったことはしていないと主張。さらにハミルトンに対して特別な感情はないと述べた。

マッサはハミルトンが見えなかったそうです。
……え!?
あの状況でマッサがハミルトンの位置を把握していなかったとすれば、マッサ、お前はどこを見ていたんだ、と。
ハミルトンが背後に迫り、明らかに左右のバックミラーを確認するマッサ。
これは映像を見れば明らか。
その後、左を見ながら左コーナーのイン側に寄せるわけですが、間違いなくミラーにはハミルトンの影が見えているはず。
このとき、ハミルトンも突っ込み過ぎなところはありますが、協定的にはマッサはハミルトンのラインを塞いではいけないことになっています。そのため、マッサはペナルティを受けました。
余談ですが、スチュアートにはジョニーハーバートが参加してたそうです。

マッサ「なぜペナルティが受けたのか理解できない。自分の方がブレーキを遅くかけた。僕は前にいてグリップのあるところにいて、左側にハミルトンは見えなかった。彼は僕のリアホイールに接触したとき後ろにいた。」

あれだけ警戒しておいて「見えなかった」は、ちょっとF1ドライバーとしてどうかと思ったわけですよ。
あの状況でハミルトンは避けようがないし、マッサなら接触を回避できたんですよね。
まぁ6:4くらいでマッサが悪い感じで、ホントのところ微妙なアクシデントだったかも〜と思います。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16034155