今更感もあったりするわけですが、Android 2.1(Eclair)よりもAndroid 2.2(Froyo)の方がよいわけでして、昨日待望のIS03メジャーアップデーターが公開されましたので早速インストールしてみました。
「更新するとアプ消えちゃうよ」と説明にありましたが、壁紙の設定や起動時の入力方法はリセットされちゃったもののアプリは消えませんでした。
結論、IS03をお持ちの方は必ずアップデートした方がいいと思います。500MB程度と非常にチャレンジングな本体容量。更新することでアプリケーションをSDカードに移すが出来ます。ちなみにアップデートはWindows PCがないとできません。
アップデート方法、アップデートツールなどの入手はこちら↓
■IS03 アップデート情報 | スマートフォンアップデート | au by KDDI
公開されているアップデート内容はこんな感じAndroid OS 2.2の機能
- Flash LiteからFlash 10.1へ
- JITによるアプリケーションの実行速度高速化
- JavaScriptの高速化
- SDカードへのアプリインストール
- 音声文字入力対応
- PCメールの署名機能
- 発着信履歴の保存件数が20件から100件に
- 電源ボタン押下での通話終了
- 「ニュースと天気」アプリの追加
- FEP iWnnの更新
- ソフトウェアキーボードの大サイズ対応
- アルファベット間自動スペース入力機能
- メーラーでの同報メールへの返信
- 待受画面ボリューム長押しでのマナーモードのON/OFF
- 起動中アプリの一括終了
- お知らせ/ステータスパネルの強化 画面回転ON/OFF追加
- 「設定」画面の背景色が、白と青のグラデーションに
KDDI関連
- CDMA 1Xエリア通信対応
- EVRC-B対応
お知らせ/ステータスパネルの画面↓
ウィジェットで回避していた画面回転トグルボタンが追加。デザインもなんだか微妙な感じになっております。
OSのバージョンは2.2.1。カーネルは2.6.32.9-perf。
アップデート内容に記述のない地味な機能を見つけました。Google Mapsアプリも更新され、2本指によるマップの回転が出来るように。
Galaxy Sだとそれが出来たんですよね。まぁ実際、北が固定されてた方が使いやすいのですが、なんでIS03は出来ないんだろう?と思ってました。
Androidにさわった事のない方は知らないかと思いますが、AndroidのGoogle Mapsはベクターグラフィックを採用しており(キャッシング、拡縮表示で有利)、見下ろしビューにする事などもできて建物が3Dで表示されるんですよ。
さて。
気になるのが更新によって快適度が増したかどうか。理論的にはJava中間コードを解釈しながらの実行よりも、JITによりネイティブコードにコンパイルされて実行される事から5倍以上速くなるはずですが……。うーん、そんなに変化は見られないと感じました。
でも、指スクロール時によく起きていたミスセレクトはずいぶん減ったような気がしています。
加速度や地磁気センサーを表示するアプリを作っていたのでセンサー精度を調べてみましたが、全く変わりませんでした。IS03のセンサーの精度はGalaxy Sに比べて悪いんですよね。
早速ではありますが、Android2.3(Gingerbread)か3.0(Honycomb)系統合のIce Cream(Android 4.0?)とかへの更新もお願いしたいところ(笑)。