SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

混沌としたAndroidに安寧の光

Androidを取り囲む環境が混沌としていることはご存知でしょうか。
Android OSのバージョンもいろいろ、CPU、CPUの命令セットもいろいろ、センサーもいろいろ、解像度もいろいろ、ネイティブ側の実装もいろいろ、OpenGLのバージョンもいろいろ、対応テクスチャもいろいろ………。
こんなんでアプリが作れるか!という状況なんですな。
慎重なガジェッターさんはいつどんなAndroid端末に手を出したら良いか分からないと感じている方もいるかもしれませんが、ちょっとしたAndroid環境に安寧の光が。

GoogleAndroid端末のアップデートに関する新ガイドラインの開始予定を発表しました。メーカーや携帯キャリアなどのパートナー企業が参加するプログラムで、端末がリリースされてから少なくとも18か月の間、その期間に登場した最新のAndroidプラットフォームへの適時アップデートを保証する内容です。

未来に行ける、行けない、なんて話があったわけですが、先日のGoogle I/OAndroid端末のアップデートに関する新しい発表がありました。
メーカーや携帯キャリアが参加したガイドラインプログラムとして、端末リリースから18ヶ月の間はAndroid OSのアップデートを保証するプログラムが発足されたそうです。
現時点で参画している企業は以下の通り。

日本のキャリアやメーカーの名前がないのが心配ですが、このようなプログラムがあることで少しは安心してAndroid端末を選ぶことが出来そうです。
しかし、1年半も市場に出した端末の面倒を見ないといけない思うと、メーカーの方も大変そうですね。特に、赤外線やワンセグなど独自にカスタマイズしている日本のメーカーはこのプログラムに喜んで参画したいとは思わないかもしれません。