SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

Googleはインターネットを汚染している?

Guardianによるレポートによると、「Googleが広告を氾濫させており、ユーザーの思考を狭めている」という記事を公開しているんだそうな。
う〜ん、否定は出来ないけど、本質はどうなんだろ。
まず、Googleのサービスを使ってる上で、個人的に思うのは特に広告が思考を狭めるとは思いません。Googleは広告をばらまく共犯者とも言えなくもないですが、具体的に氾濫させているのはGoogle Adsを使って利益を得ようとしているサービス提供者なんじゃないかと思います。
例えば「たこ焼き」で検索してみても現時点で何も広告はありません。「カメラ」と入れるとスポンサーリンクが出てきますが、明らかに「広告」と判る点がとても重要で、特に問題にはならないように思えます。
一方、最近ブログやニュース記事で挿入されるGoogleの広告リンクはドキュメント中に出てきたりして大変うっとうしいですが、この広告を入れているのはブログの管理者だったり、サービスを提供しているサービス元の意思だったりするわけですよね。Google自身が無作為に広告自身を入れているわけじゃない。

Guardian が掲載した Micah White のレポートは、Google がインターネットサイトで広告を氾濫させており、ユーザーの思考を狭めていると警告している (Guardian.co.uk の記事、本家 /. 記事より) 。

Googleを養護するつもりはありませんが、実際に提供されている便利なサービスを利用し、実際に有益だと感じていることは事実。また、Googleから広告を排除してしまえばこれらのサービスを傍受できなくなるのは明らか。
広告とサービス無料提供のバランス次第と言えますが、現状、そんなにバランスは悪くないんじゃないかなーと感じています。
今時、出る杭は必ず打たれるのでねぇ……。
結論としては、もしGoogleが広告を止めたとしても、広告に意味や価値がある限り、他の事業者がやるはずで、広告自身はなくならないと思うなぁ。