8月5日、チリのコピアポ鉱山地下400メートル(避難所は地下700メートル)で落盤事故が発生し、33名が閉じこめられてしまいました。
それから70日目。
救出用のトンネルが開通、トンネルの安全が確認され、脱出活動が始まっています。現在、ニュースでは15人が脱出できたそうです。暗い場所に長くいたため、明かりに敏感であることからサングラスを掛けた状態で脱出しています。
いやぁ、良かったですね。でも、まだ全員助かっているわけではなく、2次災害が起きないことを祈るばかりです。
以下、時系列的にまとめてみました。
日付 | 主な出来事 |
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2010年8月5日 | 落盤事故発生。音信が途絶える。 |
2010年8月22日 | 生存確認のためドリルで掘削。ドリルの先に手紙が付いており、全員の無事を確認。 チリ人32名、ボリビア人1名。 食料は残り2日分だった。 |
2010年8月23日 | ファイバースコープカメラを潜行。内部の状況が映像で伝わる。このとき、脱出用のトンネル開通はクリスマス頃と発表。複数の救助トンネル掘削開始。 |
2010年10月6日 | 2つ目の掘削穴「プランB」が残り100メートルに迫る。 |
2010年10月10日 | 「プランB」が開通。2名の医師と看護師が潜行。健康状態を確認。 |
最初の作業員が救助される。 |
脱出用のカプセルは直径60センチほどで、太った人は痩せるように命令されているんだそう(笑)。出られないともなれば、意地でも痩せますよね。
南米チリ・コピアポ郊外のサンホセ鉱山で起きた落盤事故で地下約700メートルに閉じこめられた作業員33人を引き上げる作業が12日午後11時(日本時間13日午前11時)すぎに始まり、13日午前11時(日本時間同日午後11時)までに13人が救出用カプセルで地上に戻った。8月5日の事故発生から70日目。同月22日に全員の生存が分かって以来、2カ月近くにわたって続いた救出作戦が、最終局面を迎えた。
全員無事に救出されると良いと思うのですが、その裏にこんな話が。
調べてみると、この鉱山は以前から危険であることが警鐘されていたようで、予備の坑道もなく、毎年30名近くが事故で亡くなるなどしているそうで、事故は予想できたようです………。
また、鉱山事故に遭った方々はたいへんヒーロー扱いされているそうで、別の会社からウチで働かないかとの持ちかけや、旅行招待チケットプレゼントをする企業など、いろいろな売名行為が持ちかけられているそうです。
さらに映画化の話も……。
う〜ん。