SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

チリ鉱山事故にNASAが支援

チリの鉱山で落盤事故が起き、なんと地下700メートルもの地中に33人が閉じこめられてしまった問題で、チリ政府はNASAに健康管理について支援要請を行ったんだそうな。
事故は凄惨なものですが、SATOXがうれしくなってしまったのはチリ政府の機転。救出の為の掘削には数ヶ月かかるんだそうで、その状況は宇宙ステーションなどにいる宇宙飛行士と同じであることに目を付けNASAに支援を要請したんだそうな。
幸い日本は宇宙ステーションなどを建設しており、そういった技術は比較的炊けているかとは思いますが、いざというときに他国の高い技術力を認めて「助けてくれ」と言えるかどうかなんですよね。

】チリ北部アタカマ州のサンホセ鉱山事故で鉱員33人が閉じこめられた問題で、チリ政府は25日、米航空宇宙局(NASA)と結んでビデオ会議を開き、鉱員の健康管理について支援を要請した。マニャリク保健相は33人に救出には数カ月間かかるかもしれないと伝えた。

以下、現在の状況をまとめてみました。

  • 事故から17日後、10センチの穴が避難所まで届き、無事が伝わる。
  • 避難所のツナ缶、牛乳、ビスケットで飢えを凌いでいた。
  • 1人当たり平均10キロほど体重が落ちている。
  • リーダーがしっかり統率しており、混乱はない。
  • カメラを届け、中の様子が地上に伝えられた。
  • さらに2つの小さな穴を掘る予定。換気と通信に。
  • 閉じこめられた作業員達はドミノゲームなどで遊んでいる。
  • 高カロリーのシリアルバーやフルーツのスープを届けた。
  • たばこを欲しがる作業員にニコチン入りのガムを届けた。
  • 救急救命士の資格を持つ作業員が2人いる。
  • 地上には心理学者が待機している。精神安定に抗うつ剤を配布予定。
  • 作業員が退屈しないようなプログラムを作成する予定。
  • 昼用の明るい電灯と夜用の暗い赤電灯を送る予定。
  • NASA感染症予防や栄養補給方法を指導する予定。
  • 脱出用の穴は1日20メートルしか掘り進めない。
  • 二次災害の危険性がある。
  • クリスマスまでには救出したいとのこと。


チリ北部アタカマ州にあるサンホセ鉱山の落盤事故で約700メートルの地下に閉じ込められた作業員33人は、17日ぶりの無事確認から一夜明けた23日、元気に国歌を歌うなど意気軒高な様子を見せた。

救出までの期間が長いだけに、健康状態が心配ですね……。
余談で状況は異なりますが、反面教師となるのがロシアの原潜事故。機密情報を守りたいがために隣国への救助を要請せず、乗組員が死んでしまうという問題を起こしています。まぁそもそも迅速に深海に潜り、救助するのはかなり難しいとは思うのですが……。