昨日、多摩川の花火大会がありまして、花火の写真を取りに行こうと予てから思ってました。
そのために大変コンパクトなヤツではありますが、三脚を購入。これで準備万全と息巻いてましたが、現実はそんなに甘くなかったわけですな。
で、今回Twitterで後悔をつぶやいていたところ、親切な方にコツを教わったので、撮った写真の反省と対策を練っていこうというのが今回のネタであります。
実際にはカメラやレンズの特性なども関わってくるので、この情報を鵜呑みにするのも危険ですよーと理解していただいた上で参考にしていただければと思います。SATOXもまだうまく撮れたわけでもないし(笑)。
と言うわけで、以下、ダメな写真で反省会を。環境は以下。
ダメな例1
ISO3200 1/80 F4.0 105mm
ぜんぜん面白くない写真。
感度が高く、シャッタースピードが速かったため、光の点が空に舞っているように見えます。
ダメな例2
ISO3200 1/6 F4.0 105mm
空が明るい。
花火のイメージは暗い夜空にパッと花が咲くのが良いのであって、空が明るいとなんだか残念。シャッタースピードはそこそこ遅いけど、感度が高かった。
ダメな例3
ISO3200 1/8 F6.3 250mm
明らかな手ぶれ。
焦点距離が長いほど手ぶれが目立ちますね。
■うまく花火を撮るには
うまく花火を撮るには、ひとことで言えば「露出や感度を下げて、露光時間を長く取る」んだそうです。SATOXがうっかりしていたのは、ISO感度がオートになっていたため、露光時間を長くしてもカメラが「暗い」と判断してISO感度を上げてしまっていたため、妙にノイズの多い写真になっていました。
具体的には「露出はF6〜8程度でISO感度は小さめに固定、露光時間は1秒以上」が良いとのことです。つまり、マニュアルモードで撮らないとダメですな。
今回、三脚を使ってはいたのですが、やっぱりシャッターを切る際に気を抜いてるとブレてしまいます。(手ぶれ防止機能は付いてるのですがね)
そんなときに活躍するのがリモートスイッチ。
カメラにケーブルを接続し、その先のボタンでシャッターを切るというもの。ファインダーを覗くときにカメラに触れブレることさえ注意すれば、三脚で固定したカメラは一切動かず長い露光時間でもしっかり撮れるわけです。うん、リモートスイッチ買おう。
また、ちょっと横着して打ち上げ現場から結構離れた場所から撮影しました。もうちょっと近づけば良かったわけですが、人ごみが苦手なんだよなぁ。
さらに、RAWで撮ったつもりが撮れてなかった……。残念。
花火を撮るコツと反省まとめ
撮影モード | マニュアル。 |
---|---|
ISO感度 | 小さめにして固定。オートは×。 |
開放F値 | F6.0〜8.0辺り。 |
露光時間 | 1秒以上。火の粉がキレイな線に。手ぶれ厳禁。 |
その他 | ・要三脚固定。 ・リモートスイッチを使おう。 ・もっと近くで撮る。 ・RAWモードで撮っておく。 |
近々リベンジしたいけども、どこか近所で花火大会はあるかなぁ。ある程度長くやってくれないと、設定で迷っているうちに終わっちゃいそうだし(笑)。
以下、そこそこ写真とそこそこ動画です。
そこそこ写真
ドラ○もん↑風の花火があったので。
そこそこ動画
これもEOS 5D mark IIで撮影しました。
花火……極論、動画の方が楽しいなぁ(ぼそり)。
■2度目のインディペンデンス・デイ - SATOXのシテオク日記
↑このときと比べると進化しました!次回こそもっとキレイに撮るっ!