SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ノラ猫マップがいじめられる

iPhone/iPodアプリに「ノラ猫マップ」なる物が登場してしばらく経ちます。
このアプリはGoogle Mapsを利用して、自分で撮影したノラ猫さんの写真を地図上に投稿する事が出来るアプリです。
ひとまず、SATOXはこのアプリを強く否定も肯定もしないという立場に立とうと思うのですが、最近、この「ノラ猫マップ」作者さんにこのアプリを否定するコメントが殺到していました。
というのも「ノラ猫を放っておいて欲しい」という愛護的な意見などでそれはごもっとも。また、「もし悪意のある人がノラ猫を虐待したらどう責任を取るのか」といういささか過激な発言も。
一方、「近所に密着した愛すべきノラ猫さんを紹介したい」という要望があったのも事実のようで、そう言った要望に応えたアプリという観点もありました。
1つ作者さんの言い訳が苦しいのは、このアプリには広告が載せられておりその使い道はさておき作者に金銭が入るということ。もちろん、良いアプリを作ってくれた対価ともとれるでしょうが、批判する人からすれば攻撃の的になっているようです。
人の考えは様々で、ノラ猫の存在自身を忌み嫌っている人もいれば、そんな人も考えず超愛護する人、放置放任無関心という人もいるでしょう。
そんな「ノラ猫マップ」アプリを楽しく利用するのも悪用するのもそんないろいろな考えを持つ人たちの「使い方次第」だと思うわけで、極論「何でもダメ」というのは簡単。社会主義的な国の人民に科している規制・情報操作のようなもので、その中で生まれる発展は乏しい物となることはなんとなく証明されており明らか。
ちょっとずるい立場で強く否定も肯定もしませんが、極端に「止めろ」と言うのはいろいろな意味で無責任で暴力的な発言に思えてなりません。
もちろん、全くノラ猫に対して興味がない人が声を張り上げているわけではなく、アプリを作るわけではないと思いますが、もうちょっとそれらを愛している人を信じてあげても良いんじゃないかなぁと思う次第です。
ちなみに、ノラ猫マップは地図がある程度以上拡大できないように修正され、おおよその位置しか判別できないようになりました。まぁこれで全て解決ではないでしょうけども。
……ひとまず、この話を聞いて、なんだかよってたかっていじめられているようで、ちょっと悲しい気持ちになったというのは少なくとも事実です。